ちゃおチャオブログ

日々の連続

ルソン山紀行(32)バナウエイの祭、山車の行列。

ブラスバンドの生徒達は緊張の面持ちだ。
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色々な団体が次から次にやって来る。
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ああ、バナウエイの婦人会だ。
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ああ、これは老人会。
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ああ、パン屋の会社も来ているよ。
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成る程、これから民族衣装のファッションショーが始まるのか・・。
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これは又伝統的な衣装だ。
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これは全くの小人数だが、何のグループだろう。
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次から次にやってくる行列は、どんどんドームの会場へ吸い込まれて行き、そこで並んで開始を待っている。ここで民族舞踊を披露したり、何かの演芸をするのではなさそうだ。単に顔見世興行、どこの誰がどの団体に所属していて、今年も元気に顔を見せた、と言う様な集団行列なのだろう。こうした行列の行進をいつまで見ていても飽きてしまう。次にどうしようか、案内センターまで戻ることにした。

お祭り広場から崖上の案内所に向かって歩き始めたら、通りの向こうから、何やら大きな山車が繰り出してきた。何か熱帯風の飾りつけで、この町、バナウエイに似合っている。山車の上には人も乗っていて、農作物なども盛り沢山に積んである。ああ、矢張り、収穫祭だったのだ!今年の実りを人々が皆で喜びあい、分け合う。その祭りだったのだ。が、日本の山車のような鉦太鼓や、にぎやかな音楽は聞こえてこない。静かに粛々と進んで行く。それがこの部族の習慣なのだろう。鉦や太鼓の音楽と言った概念、風習は、ここには無かったのかも知れない。生活が手一杯で、そこまで余裕はなかったのだろう。

山車の行列を見終え、案内センターへ行く。この町に泊まるべく、宿を探す目的で行ったのだが、センターのガイドブックを見ると、今までここバナウイが、ルソンの山脈の一番の山奥、人の住む最奥、と思っていたが、どうもそうではなく、更にまだ奥に人の住む集落、街があると言う。そこはサガダ(Sagada)という集落で、途中ポントックでバスを乗り換え、今日中に行けるとのこと。そうか、じゃ、その一番の奥地に行ってみようじゃないか。バナウイの棚田も見たし、村の祭りも見た。もうここはこれだけ見れば充分だろう。



若いイフガオの美女軍団。
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案内センターへ戻ろうとしたら、前方から山車が入って来た。
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ああ、珍しい。農業祭のようだ。
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この地方の特産品、果物等が盛り沢山だ。
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ああ、漸く祭りらしい山車を見ることができた。
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しかし日本のような賑やかな音楽は無く、静かな行進だ。
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ああ、山車を守るように戦士もやってきた。
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この行進を見終わって、案内センターへ行くことにした。
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