ちゃおチャオブログ

日々の連続

ルソン山紀行(39)サガダの安ホテル。

ホテルの1階フロアーには、民族調の置物などが飾られていた。
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2階への階段付近にも置かれている。
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部屋にリュックを置き、町を散歩することにした。
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ホテルの隣の土産店。そうだ、フィリピンでは、安宿のことを「Inn」と呼んでいたんだ。
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周辺には幾つもの「Inn」がある。
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サガダへ来る前は、そこは山間の小さな集落で、果たして泊まる所はあるだろうか・・、もし無ければ、又、ボントックまでUターンすれば良いや、位に考えていたが、着いてびっくり。相当規模の大きな街で、案内センターで聞いた処、大小さまざまなホテルがあることが分かった。どこを選ぶとの当てもなく、取り敢えずはセンターの直ぐ前にあるホテルを尋ねることにした。

行くと、客もおらず、又フロントにも人はいない。「ハロー!、おおい!」と大声を出したら、奥から若い上さんが出て来て、料金等の説明をする。ここは各個室にトイレ、水道はなく、共同使用とのこと。1泊300ペソ。約900円だ。部屋を見せてもらうと、結構清潔な部屋で、トイレ、シャワーが共同としても他に客がいないのだから、貸し切りと同じだ。他のホテルを探すのも面倒で、ここに即決した。山小屋と比べたら、超豪華ホテルに1泊1000円で泊まれると。

日本ではホテルより安く家庭的な「民宿」があり、タイやラオスなどでは「ゲストハウス」、通称「GH」があり、中国でもホテルより割安な「住宿」が各地にあり、当方も一人旅の時は「GH」や「住宿」を利用しているが、このフィリピンにはそう言ったカテゴリーの安宿の名称はない。大小高安、全てが「ホテル」だ。同じようにそうした区別のないベトナムでは「ミニホテル」との呼び名があって、エコノミー旅行をする者にとっては助かるが・・。

いずれにしても900円ではタイの「GH」と変わらない。今はタイもインフレで、田舎に行っても300バーツ、900円では泊まれないかも知れないが・・。部屋は2階で、途中の階段などには民族調の置物なども飾られている。日本でいう山の雰囲気、リゾート地の洒落た民宿の感じだ。部屋にリュックを下ろし、早速街歩きに出ることにした。



ここは「Davey’s」というホテルか。
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かなり大きな町だが、通りには人が少ない。
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この町にはミニタクシーや、乗合タクシーソンテウ)の様な公共の乗り物は走っていない。
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町にはかなり大きな建物もある。
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中々豊かな暮らしぶりだ。
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