ちゃおチャオブログ

日々の連続

台湾・高雄の4日間(14)大成殿を出て蓮池へ。

孔廟資料室には戦前日本軍に破壊された旧大成殿の写真なども展示されていた。
イメージ 1




前庭も綺麗に整備されている。
イメージ 2




前方には蓮池が広がる。
イメージ 3




中国風の太鼓橋なども作られている。
イメージ 4




中国風の陶板でできた讃だ。孔子にまつわる何か難しいことが書いてあるようだ。
イメージ 5





大成殿の中には小さな資料室などもあって、戦前の歴史とかこの町の成り立ち等の写真パネルが展示されている。戦前台湾が日本に併合された時、市内にあった大成殿は日本軍により打ち壊され、代わりに神社が建立された。戦後又その神社が破壊され、改めて大成殿が再築された。そんな様な写真パネルでの説明であった。

こうしたパネルが掛かっているからと言って、台湾人に半日感情が芽生えるとは思えない。それはどこの国のどんな歴史の中でも起こり得ることであり、日本だけが特別であった訳ではない。現に大陸では、毛沢東思想にかぶれた若者が、各地の孔廟を破壊したことは、すべての台湾人が知っていることである。

廟内での静かな一時を過ごし、目的の蓮池竜虎像のある場所に向かう。この湖の円周は凡そ5キロ位か。急いで歩いて1時間、ゆっくり歩いて1時間半の散歩と言ったところか。大成殿と竜虎像は同じ並びの側にあり、約1キロの道のりを湖の遊歩道に従ってゆっくり北上する。途中路上に並べられた果物売りが何軒か屋台を出していて、珍しい台湾のフルーツなどを売っている。先刻、新左営駅近くで見た果物店は、皆店舗を構え、何軒も店が続いていたが、ここでは路上販売だ。先刻と同じように人々はバイクを止めて、気に入りの果物を買っていく。

今の季節、ヤマモモ(山桃)があるかと思って、屋台を覗いてみたが、どの店にも置いてなかった。台湾はヤマモモの産地で、沢山あるかと思ったが、もう季節は過ぎたのか・・。代わりにライチ、茘枝竜眼が鈴なりに売られていて、一房買う。量り売りで安い。500gはありそうな房が僅かに100円程度だ。道々、ライチを食べながら、竜虎に向かった。



約30分、孔子廟の内外を見て、竜虎搭に向かう。
イメージ 6





蓮池の遊歩道に沿って歩いて行く。
イメージ 7





遊歩道の外側の外周道路には路地の果物売りが出ていた。
イメージ 8





ヤマモモでも売ってないか見に行ったが、無かった。
イメージ 9





ヤマモモは売ってなかったが、代わりにライチを買い、食べながら湖畔を歩く。
イメージ 10