今日夕方から大久保で、Ｔａｋａさんのコンサートが行われる。日中時間があったので、中野坂上を回り、山さんの自宅へ寄る。
電話では殆ど毎日ベッドに横になってテレビを見ている生活。食事も１日１食、近くのサイゼリアで済ませているとのこと。
年金がどの程度入るか知らないが、１０万円は下らない。部屋もあるのだから、普通の年金生活が出来そうなものだが、本人には人並みの生活をする意欲に欠けている。
一度は見放した友人だが、このまま生きる希望もなく、ベッドで死んでいくのを傍観するのは、寝覚めが悪い。
１２時過ぎに尋ねるがまだ寝ている。いつも２時頃ねて昼頃起きるとのこと。ドアを開けるとすえた匂いが出てくる。本人の顔面にもあばた、はたけ、が出来ていて、不衛生だ。風呂には１日置きに入っているとのことだが、そこはかとなく乞食の臭いがする。衛生感覚も劣化しているのだろう。薄汚いシャツを着て出て来たので、着替えさせ、外に出て、マックに行って、バーガーを食べる。
自分で何とかしたい、今の状態から抜け出たい、との意欲は希薄だ。このままベッドの上で死んでしまっても良いと言うような、生への諦め、未来の喪失。
・・何とかならないだろうか・・。
３時、労音大久保ホール。Ｔａｋａさん、最後のリハーサル。熱が入っている。３時半過ぎ、仲間の吉さん、稲さん、大さんが集まる。又ブログの知人悠久さんもやってくる。
４時から開演。Ｔａｋａさんは第２部でのワンマンショー、８曲を歌う。今日までの特訓の甲斐あったのか、見事な歌唱力で聴衆を魅了する。抱え切れないほどの程の花束の山。７９歳、見事な人生の結実だ。
慰労会が近くの魚民で行われ、今日の参加者、知人友人等と和気藹々のひと時を過ごす。今日事情により参加できなかったネギさん、ナベさん、松ちゃんには次回は是非来てもらおう。
