ちゃおチャオブログ

日々の連続

11.3.(火・晴れ)文化の日。親授式。佐木隆三さん死去。

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文化の日は快晴の「特異日」だ。大体が晴天が多い。今日は皇居で文化勲章親授式。総理も忙しい。昨日夕方ソウルから帰国し、その足でお台場へ行き、プライムニュースへ生出演。反町の遠慮会釈の無い質問に疲れ気味だ。こんなのは補佐官に任せればよい。萩生田だったら、充分こなせるだろう。
昨夜遅く帰宅し、今朝から皇居の親授式に臨む。勲章を一つ一つ陛下に手渡す。
・・以前は総理でなく、官房長官がやったこともあったと思ったが・・。
又、以前には勲章を固辞したり、理由を付けて出席しなかった叙勲者もいたが、今日の仲代達也は国立劇場での出演の為に、出席できなかった。・・臨時休演することも出来なかったのか・・。
ノーベル賞を受賞した人は、必ずその年の文化勲章に選ばれるが、これは日本国民だけに与えられるものか・・。外人にも与えたらより格式が上がるかも知れない。7マッカーサーは既に死んでいるが、もしも生前マッカーサーに叙勲したら、世界はどう見るか・・。

その華やかな陰で、一昨日佐木隆三さんが咽頭癌で亡くなる。78歳。最近テレビ等で見なくなったが、大分前から故郷の北九州に移住し、市立文学館館長に収まっていたようだ。小倉城の城内にある良い文学館で、清張が亡くなった後、清張を中心に作られた。出来た当初行ったこともあったが、その館長に収まっていたのか・・。
直前のテレビ映像を見ると、ガン治療の為か、かなり太った顔貌で、健康そうには見えなかった。78歳では十分生きたとは言えない。
切れの良い解説を聞けなくなったのは淋しい限りだが・・。

好天で午後から浅間をゆっくり歩く積りでいたが、NHKで小林一三を放映していて、つい、前半、後半、2部を見てしまう。一三は甲州商人で、けち臭い人物かと想像していたが、テレビの中の一三は熱意のある、誠実そのもので、甲州商人の気質とは違っていた。
小林もそうだが、彼を見出し、引っ張った岩下静周も立派な日本男児だ。明治期には、こうした早雲の志が多々いて、近代日本を作って行った。良いテレビだった。
引き続きその後は「相棒」リバイバル。今日の午後はテレビ漬けになってしまった。


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