ちゃおチャオブログ

日々の連続

最悪のインド旅行記(56)ニューデリーからデリーのジャマ―・マスジットへ。

インド門に登れなかったので、周辺のニューデリー行政地区を歩く。国立博物館
イメージ 1



広大な敷地の中に大統領府、国会議事堂など、整然と建設されている。
イメージ 2



遥か先に大統領府、国会が見える。
イメージ 3



メリデアンホテル裏側の土産店で、細密細工の木製テーブルを買い、次に最大のモスク、ジャマ―・マスジットへ向かう。
イメージ 4



途中の食堂で昼飯を食べる。
イメージ 5




インドが独立して既に半世紀は経ち、ここニューデリーも独立のシンボルとして建設された筈だが、この広大なエリアはまだあちこち建設途上のようである。5000年の歴史を有するインド亜大陸。たかだか半世紀、50年の歳月など、まばたき程度の時間にしか過ぎないのだろう。この先、新首都の建設は更に50年、100年と続いて行くのかも知れない。その時はインドは名実共に世界に冠たる大国になっているのかも知れない。

交通量の殆どないバカ広い直線道を国会付近まで歩き、人気のない国会や大統領官邸周辺を歩き、再び又インド門の横を通って元の地下鉄駅まで歩くのは相当な距離であり、地図を見るとこの大通りの横手にメリデアンホテルがあり、その横手に地下鉄駅があるので、そこへ向かって歩くことにした。地下鉄駅の途中、ホテルの裏側にちょっとした小奇麗な土産店があり、言葉巧みに誘われる。どの道、時間は十分あるので、立ち寄って覗いてみることにした。

中はかなり広い店舗で、民芸品から骨董品、芸術品、小物のお土産品と、多種多様な商品が展示されている。客もまばらで、暇そうにしている店員の内、日本語の上手な中年男がやってきて、いろいろと商品説明をする。鬱陶しいので相手もしないで、品物を眺めていると、小さな木製のテーブルで、表面が南国風の花鳥を細かく彫った細密画のようなテーブルがあって、値段を聞くと、日本円で3万と言う。中々良い品で、娘夫婦の土産に丁度良いかも知れない。粘って交渉をすると2万円まで下げてくれた。が、今手持ちのお金がないというと、タクシーでホテルまで往復してくれるという。それならと、一旦ホテルに戻り、現金を手にして、持ち帰ることにした。店は、Padma Jewels、Aurobindo Marg,New Delhi-03という名前で、Arts & Craft Bazaarとなっている。実際高級店で、トラピックスのツアーでは立ち寄りそうにない感じの店だった。

その小テーブルをホテルに持ち帰り。部屋に置いて,次にこの街最大のモスク「ジャマ―・マスジット」へ行くことにした。前回のトラピックスでは立ち寄らなかった場所だ。最寄りの地下鉄駅からはごみごみ入り組んだ古い街並みを通り抜け、モスクの正面に出る。最大と言われるだけあって、モスクの前は大きな階段になっていて、多くの観光客らしき人々が石段に座って休んでいる。広い館内を見終え、一休みしているようだ。

ショルダーを預け、中に入る。大きなミナレットが目の前に飛び込む。流石に建物全体が古めかしく、このミナレットも古い造りだが、地震の無い国だから、耐震構造でなくても持つのだろう。



ジャマ―・マスジットはデリーの古い街並みの奥にあった。
イメージ 6




モスクの正面は大きな階段になっていて、参詣者が一休みしていた。
イメージ 7




内部は廻廊になっていて、確かに古い造りだ。
イメージ 8




このモスクのシンボル、ミナレットが聳えていた。
イメージ 9




大モスクの裏側で。
イメージ 10