ちゃおチャオブログ

日々の連続

4.22.(金・晴れ)人の命は地球より重いか? 円急落。

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連日の熊本地震報道で、まだ2名が行方不明で、警察消防自衛隊が連日懸命な土堀捜索を続けている。
一人は大学生で熊本市内から車で帰宅途中、阿蘇大橋付近で山崩れに巻き込まれ死亡した。もう一人は71歳の人で自宅が同様の山崩れに押し流され、土中に埋没した。地震発生以来もう何日も数百人態勢で昼夜を分かたず土の掘り返しを行っている。
自分は死者を冒涜し、遺族感情を逆なでする積りはないが、果たしてこのような数百人での捜索救助活動が必要なのかと疑問に思う。というか、こうした労力、経費(税金)はもっと別の建設的な面に回すべきではないかと思う。
もう既に二人は亡くなっているのは明らかであり、後は遺体が見つかるかどうかの問題である。広範囲な山崩れの地中から二人の遺体を発見するのは、真砂の中から針1本を見つけるよりは簡単かも知れないが、それでも大変な労力と時間を要する。

戦後の日本人の固定観念の中に、「人の命は地球よりも重い」と言う、誰が最初に言い出したのか、多分に、マスコミ辺りの大騒ぎ連中が触れまわした概念かと思うが、それは飛んでもない間違いで、「人の命など鴻毛よりも軽い」のが現実で、ましてや、大自然の猛威の中では、あって無きがごときだ。
そうした大自然の暴威に運悪く命を亡くされた方には哀悼するが、亡くなった後にまで、莫大な費用をかけて亡骸を探し求める必要はあるのか・・。
東北大震災では今なお数千人の遺体が発見されていない。エベレストのデスゾーンにも数百人の登山家の遺体が放置されたままになっている。
人は死ねば自然に還る。もしもどうしても遺体を発見したい、というのなら、それは遺族の費用と責任でやってもらいたい。国、政府はこの二人の捜索のように、大々的な費用と税金を投入すべきでない。もっと前向きな、今生きている人々への生活支援に向けられるべきと考える。
処で、大学生は自動車ごと押し流されているのだから、地雷探知機や金属探知機のように地表から土中の車両を確認する方法はないのか。数百人が1m四方の地面を掘り返して探すような原始的な方法を現在の日本が取っているとは信じ難い話である。

全く理解できないが、今日になって円が2円以上も安くなる。1ドル111円半ばまで円安が進む。理由ははっきり分からないが、来週に予定される日銀政策会合で、更なる金融緩和策が打ち出されるのではないか、との思惑があるようだ。
円安が進んだ結果、東証、今日もまた200円以上の上げで終了。


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