ちゃおチャオブログ

日々の連続

成都の3日間(11)市内を通り抜け、ホテルにチェックイン。

飲茶料理の夕食を終えて、これからホテルに向かう。まだ外は明るい。
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成都の街並みは綺麗だ。
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こんなモダンなビルも建っている。
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ああ、2両連結のバスが走っている。
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蜀都客車か・・。他の大都市ではこのような連結バスは殆ど見たことは無かったが・・。
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所謂四川の飲茶料理というものを食べ終え、今日の初日の観光はこれでお仕舞。ホテルに向かった。時差は1時間、東京時間では既に8時を過ぎているが、ここ成都ではまだ日没にもなっていない。漸く暮れかかる成都の街を横断してホテルに向かった。空港から来た時も感じたが、お洒落な高層ビルがあちこちに見える。中国の片田舎にある都市とは思えない程の近代的な街並みだ。

高層ビル以外にもそれを更に印象付けているのは、道路が綺麗に整備されていることと、走っている車が殆ど新車に近い、ということだ。今日本の路上を走っている車のほぼ半分近くは軽かそれに近い小型車であるが、この成都では軽などは全く見られない。日本で言えばカローラ以上、コロナ・クラウンサイズの普通車が大半だ。日本の地方都市では、もう殆ど8割9割が軽乗用車で占められているが、この街では全く逆。いつの間にか、個人所得も日本を上回って逆転したのだろうか・・。

「蜀都客車」というメーカー名は、この町に来て初めて知ったが、その2両連結のローステップの車両は、日本にも無いような先進的、斬新的なデザインで、高層ビルと相まって、どこか欧米の都市のようなモダンさだ。「蜀都」というからには、この町、成都に本社のある自動車メーカーに違いないが、地方都市とは思えない新進摂取のフレッシュさだ。

更に驚いたのは、バスの停留所で、電車の駅のホームのようにガラスで覆われ、雨風を防ぐと同時に、交通危険からも身を守っている。これは日本の市電以上に安全で機能的で、ドイツやオランダのトラムの停留所よりも立派なものだ。共産主義の行きつくところがこういうものなら、理想的ではあるが・・

さて、ホテルに到着する直前の数百mが大渋滞。ホテルは道路反対側にあって、先方の交差点をUターンして行くのだが、その交差点に行くのににっちもさちも行かない様子。1m進むのに10分はかかる位の大渋滞。亀の歩みよりものろい進み具合。バスをここで降りて、歩いて道路を横断した方が早くホテルに行けるのだが、ツアーだからそうも行かない。結局運転手はその渋滞から離脱し、ずっと先の交差点まで大回りして漸くホテルに到着したが、この僅か200-300mを走るのに30分以上の時間を費やした。丁度夕方の今頃がこの街のラッシュアワーだったのだろう。4人に一人が車を持っている1000万人からの大都会。急に豊かになった中国の道路行政が追いつかないのだろう。

ホテルは向陽大厦賓館という、25階建ての4星ホテル。成都ケンピンスキーホテル(凱賓斯基飯店)の系列ホテルだ。部屋は20階にあり、室内もなかなかのもので、見晴らしも良い。3万足らずの旅行代金で、これ程の上等ホテルへ泊まれるとは!さすがJTBのネットワーク網。矢張り、旅行はツアーに限る。吉さんとは部屋でひと休みし、近くの歩いて行けるショッピングセンターまで行くことにした。お土産などは買える時に買っておこう。



あ、バスの停留所もモダンだ。総ガラス張でできている。これなら満員でも安全だ。
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渋滞を通り抜け、漸くホテルにチェックインできた。
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向陽大厦賓館。4星ホテルだけはある。
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バストイレも綺麗で清潔だ。
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窓の外には隣の高層ホテルが見える。これがケンピンスキーか??
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