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日々の連続

モラエスの故地を訪ねて(6)尖沙咀(Tsim Sha Tsui)を歩く。

重慶大廈の中にあるホテルNovaはネイザンロードに面していて、周辺は賑やかな繁華街になっている。
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ネイザンロードの突き当り、海峡に面してペニンシュラホテルが建っている。
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このホテル、東京で言えば帝国ホテルのようなもので、もう随分昔からこの場所にある。
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以前は直ぐ目の前がハーバーだったが、今は埋め立てられ、ドームのような建物が建っている。
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ドームの先に海峡が見える。
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大陸側の九龍半島を真っ直ぐ貫くメインの通り、「ネイザンロード」に面するホテルNovaにチェックインしたが、余りにも狭い。大きなベッドがデンと部屋の8割方を占め、他にトイレ兼用のシャワールームがある程度だから、広さにして凡そ15㎡程か。日本のワンルームよりも狭い感じだ。ホテルの人にもっと広い部屋に変えられないかお願いしたが、香港はどこも同じようなもので、これ以上の広い部屋は無いと言われれば、諦めざるを得ない。これが香港の常識として受け入れざるを得ないのだ。

ただ場所はネイザンロードに面していて、九龍半島の先端部にあるからロケーションは良い。地下鉄の駅にも近い。この半島の先端部は「尖沙咀」と呼ばれていて、日本語では一体なんて発音するのか分からないが、中国語では「Tsim Sha Tsui」と呼ばれている。日本語で中国人に「ショウ サ ソ」と言っても多分通じないだろう。九龍サイドではこの周辺が一番賑やかで、ネイザンロードの突き当りが半島の最先端。この先は海峡を隔てて、目の前に香港島が見えている。この辺りは昔から賑やかだった。

先刻空港から地下鉄で九龍駅まで来たが、途中の一駅「青衣」は香港島にある駅かと思っていたが、それは間違いで、地下鉄は九龍駅から更に伸びていて、香港島のセントラルが終点となっている。従って地下鉄はこの香港海峡の下を潜って、島まで伸びていたのだ。

ネイザンロードをぶらぶら歩き、ペニンシュラホテルの前に出て、海峡を眺める。この香港を代表する老舗のホテルは昔からこの場所にあった。新婚旅行で泊まったのはこのホテルか、もう一つのシャングリラか、定かに覚えていないが、50年前、最初に香港に来た時も既にこの場所にあった。以前はこのホテルの直ぐ前がフェリー乗り場になっていたが、今は別の場所に移動し、埋め立てられた広場には、何か大きなテーマ館が立っている。今日は閉館中なのか、そのドーム型の建物を回り、時計台の前の広場に出た。目の前は香港島だ。






ああ、40年振りにこの海峡を眺める。
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以前も随分発展していたが、今は又更に大きなビルが建っている。
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ビルの密度も以前に増して密になっている。
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ああ、時計台、ウオッチタワーは以前のままだ。
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