ちゃおチャオブログ

日々の連続

10.23.(日・晴れ)二人の急逝、一人の生還、一人の自殺者。

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狂いっぱなしの天気予報。今日の日曜日は天気が悪く、昨日の土曜日は午後から晴れる、との予報が逆になって、昨日は薄曇りで、今日が快晴。昨日の山歩きが今日の天気だったら気持ち良く歩けたのに。天気も予報もままならない。

今日のトップニュースで、エベレスト登頂女性第1号の田部井さんが亡くなったことが報じられた。77歳。今年の夏テレビでもドクメンタリー報道されてが、彼女の最後の富士登山。ガン治療中の病棟から一時外泊し、7合目小屋まで。一緒に登った福島の高校生の一人一人と握手し、富士登頂を応援した。5合目からここまで、彼女自身、息も途絶えがちの懸命な歩み。それが最後の姿となった。素晴らしい女性、登山家だった。
又、今日の夕方平幹二朗さん、82歳が自宅浴室で亡くなっているのが、訪れた家族に発見された。入浴中に急死したのだが、世田谷の高級住宅で、一人で住んでいたのだろうか・・。発見がはやければ命は取り止められたかも知れなかったが・・。先日、蜷川さんの葬儀では朗々とした声で弔辞を読んだばかりだったのに・・。

二人の不慮の死とは反対に、奈良の弥山で遭難した53歳の島根県どぼくぶちょうが、13日間何も食べずに生き延び、転落した崖下から登山道まで這い上がり、登山者に発見された。これ以前の数日間にわたって消防隊、警察隊により捜索がされたが発見に至らなかった。自力生還。凄い生命力、運命の強さだ。普通の人だったら、もうとっくに亡くなっていただろう。神が微笑んでいてくれたのか・・。

一方では、宇都宮の最悪の自殺劇。72歳の家族から見放された元自衛官。祭りの最中に自爆自殺したが、一歩時間がずれていたら、仮装行列を直撃し、多数の死傷者が出た所だった。当日の朝まで隣の人と普通の会話を交わしていたと言うが、身勝手にもほどがある。自殺したければ、昔の人のように、錦ヶ浦とか華厳の滝に一人ひっそりと飛び込めば、誰にも迷惑かけずに済んだものを。
離婚訴訟で、裁判官、妻娘を恨んでいたようだが、何があったか知らないが、事後自得、本人は死後も又苦しまなければならない。


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