ちゃおチャオブログ

日々の連続

モラエスの故地を訪ねて(14)スターフェリーからの香港島夜景。

フェリー乗り場に向かうデッキを歩き後ろを振り替えると、センタービルが煌いていた。
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東京新宿、汐留でも見られないような豪華な夜景だ。
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長大デッキの右手には、イルミネーションされた観覧車がゆっくり回転していた。ファンタジーの世界のようだ。
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隣にもう一つのフェリー乗り場が見える。
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フェリーはゆっくり香港島を離れていく。
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香港セントラルで夕食を食べ、中空のウオーキングデッキを渡ってフェリー乗り場正面にあるセンタービルの中に迷い込んだ。建物の構造や表示が近代的過ぎて、どこかで表示を見落としてしまったらしい。しかしこの建物の、多分3階位のフロアーに当たると思われるが、そこは店舗エリアになっていて、高級ブテック、貴金属店が続いている。グッチやアルマーニエルメスなどの高級店舗が数十m置きに並んでいて、店に入っている客の姿は殆ど見えないが、それでも1日一人か二人が高級品の買い物をすれば、店舗の経営も成り立つのだろう。香港島だけでこれ等の高級ブランド店が何店舗あるのか?? ビクトリアピークの山頂広場にも数十店あったが、通りのあちこちにブランドショップの看板が見え、1ブランドがそれぞれ20店舗30店舗の支店網を持っていて、それこそこの島だけで莫大な売り上げと利益を上げているに違いない。

表示板をもう一度しっかり見直し、再び外のデッキまで出て、フェリー乗り場に直結する長大な歩道橋を歩く。後ろに香港セントラル地区の超高層ビル明かりが煌く。橋の右手には大きな観覧車がまばゆいばかりのイルミネーションを点けてゆっくり回転している。横浜港みらいにも同じような回転観覧車があったが、こちらの方が綺麗なようだ。周囲が明るくて、座席の部分は漆黒に沈着していて、乗っている人はこちらから見えないが、乗っている人からは香港の宝石をちりばめたような100万ドルの夜景を360度、回転しながら見ることができるのだろう。

さて、5-6分置きにやってくるフェリーに乗って香港島を離れる。今度は上部甲板に乗船した。香港ではバスも市電もフェリーも乗り物はすべて2階建てだ。イギリス人は余程か2階建てが好きだったようだ。これは貴重なイギリス遺産の一つと言える。又バスも、市電には乗らなかったが、このフェリーも地下鉄も、高齢者は半額料金だ。だから、通常運賃12HK$(約100円)の処、半額の6HK$で乗船できる。自動券売機でトークンを買うのだが、別に年齢証明がちぇっくされるわけではない。人々の任意に任されている。皆ズルはしないとの性善説に立っている。こうして上部甲板上から去りゆく島を眺め、身体を反転させ、今度は近づく半島の夜景に眺め入った。



・・アジアの経済を動かしている・・。香港は今やアジア一の市場に成長している。
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この光景、暫しの見納めだ。乗り場の後ろに観覧車も見える。
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5日後、又見にやって来よう。
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ああ、行違う観光船。
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寒村から200年、香港は凄い大都会に変貌した。
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