ちゃおチャオブログ

日々の連続

モラエスの故地を訪ねて(36)中国入国。珠海・拱北にて。

珠海の税関建物を出たところは、大きな広場になっている。
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今出てきた税関建物。
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中国では駅とか公共施設の前には、こうした大きな広場がよくある。
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広場の前方には高層ビルとか、ホテルなども見える。
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広場の地下にはこうした商場、ショッピングモールになっている。
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パスポートに「中国辺境(2016-09-30)拱北【入】」のスタンプが押され、今漸く中国に入国したことになった。昨日、今日と回った香港、マカオは中国ではなく、特別地域だ。だから今までは中国に入国したことにはならなかったのか。マカオの通関もそうだったが、こちら中国サイドの通関もブースが沢山あって、大勢の観光客を一時に捌けるだろう。自分が通関した時は、半分以上のブースが閉じられていたが、それでも待たされることなく通過できた。

建物の外に出ると、広い広場になっている。中国の鉄道の駅前は大体こうしただだっ広い広場空間になっているが、人口の多いからなのか、こうした広々とした空間が作られている。鉄道駅に限らず、人の集まるところ、この税関ビル前とか公共施設の前には大きな広場が多い。北京の天安門前広場などはその最たるもので、その広大さには圧倒される。ここ拱北口岸前広場の地下は大きなマーケットになっていて、こちら中国では「商城」と呼んでいるが、どんなものか興味もあったが、今日はかなり歩き、疲れてもいたので、この広場を突っ切って道路側まで出て、タクシーを拾うことにした。

珠海市がどの程度の大きさの市かは分からないが、広場の向こう側には高層ビルが幾つか見える。国境を中国では「口岸」と呼んでいるが、その口岸に近い場所には幾つかの高級ホテルも立っている。かなり発展していて、賑やかな大都市のようだ。その口岸広場を横切って道路まで出るのだが、広場は見た目よりも広く、かなりの距離を横断しなければならない。

と、雑踏の中をひと際背の高い警察官が、歩行者をかきわけるようにしてすいすい移動している。方向転換もスムーズだ。よく見るとセグウェイに乗って移動している。進んでいる! 中国はバカにできない。3月に成都に行った時、デパートの中を電気自動車に乗った掃除婦がフロアー掃除をしていて、驚いたが、中国は日本人が考えているよりも相当に進んでいる。こんな地方の中小都市ですら、セグウェイに乗った警察官が巡回警備しているのだ!



広場が大きいので、突っ切ってタクシー乗り場へ行くのも大変だ。
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広場の先に噴水があって、人々は休んでいる。
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珠海経済・・と書いてある。誰の字だろう・・。うまい書体だ。
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振り返って税関ビルを見る。拱北口岸GONBEIPORT。「口岸」はボーダーのことだ。
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あれ、群衆の中を警察官が動き回っている。
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ああ、セグウェイに乗って動き回っている。進んでいるううう!
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