ちゃおチャオブログ

日々の連続

4.24.(月・晴れ)不幸な出来事。フランス大統領選。

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昨日は1日高尾山歩きをし、余りニュースには接していなかったが、TVでちらと報道されても、新聞に載っていない悲しいニュースも幾つかあった。

島根の浜田か鳥取の安木の山あいの1軒家で住宅火災があり、住んでいた60代男性と母親の80代女性の二人が焼死。人里離れた場所にあり、周辺への類焼はなく、この1軒だけが燃え落ちた。
町中から離れて、この家族はポツンと肩を寄せ合って何世代もここで生活していたに違いない。近代化の波に乗り遅れ、町中に出ることもままならず、二人はこの生家で、最後を迎えようとしたに違いない。これ以上生きることが大変だったのか、これ以上生きていても無意味だと感じたのか・・。

確か川崎だと思ったが、去年11月に離婚したばかりの40代の元夫婦の間に5歳の幼女がいて、母親が引き取って育てることになったのだが、昨日は最初の父親との面接日。5歳の娘が父親のマンションへやって来たが、そこで父親は娘を殺し、自分も自殺した。普段使用しているネクタイで娘の首を絞め、自分も別のネクタイで首を吊ったようだ。
何が原因でこの夫婦が離婚することになったのかは、分からないが、そこにはお互いの自我、譲れない自己主張があって、こうした悲惨な結果になったと思われるが、日本人が昔から持っていた譲り合い、助け合い、争いを好まない温和な性情はどこへ行ったのか・・。犠牲になった5歳の子供も可哀そうだが、残された妻にしてもこの結果を悔やんでいるだろう。

小田急柿生駅と言うから同じ川崎市内、麻生区の高級住宅地だ。そのホームで85歳のお婆さんと75歳のお婆さん二人が手をつないで線路に降り、折から通過した小田急電車にはねられ即死した。二人は高齢の姉妹で、どちらかに痴呆症があったとのことである。
鉄道自殺は利用者に多大の迷惑を掛けるので、自殺するなら他の方法を選んでもらいたいとは常々思っているのだが、この二人に関しては、とっさの選択だったのかも知れない。

生きる望みを失った3家族ではあるが、日本の無縁社会がどんどん広がりを見せているようだ。「絆」とか「友達作戦」はもう遠い昔の死語のようにも思えてくる。


昨日行われたフランス大統領選。穏健派のマクロン39歳が極右のルペン48歳に勝ち、二人の決選投票が5月7日に行われることになったが、極右ルペンが50%の得票で大統領にならなかったことを好感し、東京市場は大幅高。今日漸く信用率30%を回復した。しかしまだ負債を大量に抱えていて、身動きできない状態には変わりないが・・。


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