ちゃおチャオブログ

日々の連続

5.3.(水・晴れ)憲法記念日。テレビ漬け。

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今日から連休後半。今年の連休は前後半晴天続きで、行楽客には良い連休日和になった。中曽根大勲位久しぶりにテレビに映る。90過ぎて少し痩せたか。憲政会館からの中継だろうか、自民改憲集会でのスピーチ。大総理時代の輝きは消えてはいるが、相変わらず達者だ。このまま100歳までは元気でいられそうだ。
憲法問題、不磨の大典とも言われているが、現状にそぐわない点が目立ってきている。一挙に改憲とは言わないまでも、修正があっても良いだろう。公明党はうまい事を言う。「加憲」と。云わばこれは従来言葉で言えば「憲法修正」か「修正憲法」だ。憲法に全く手を加えない「墨守」が良いのか、時代にマッチした「修正」がよいのか、議論の分かれる処だが、今日の総理は「第9条1項2項はそのまま残し、3項に自衛隊の位置づけを加える」と。
憲法は交戦権を認めず、それを行使する軍隊の保持を禁じている。一方で、国を守ることは固有の権利で、交戦には当たらず、従って国防軍自衛隊の保持は禁じられていない。当初自衛隊憲法違反との判例であったが、もう数十年も前から自衛隊憲法で規定する軍隊ではなく、従って憲法違反には当たらない、とする判例になっている。今は誰も、共産党すらも自衛隊憲法違反である、という人も政党もいない。アジアでは中国に次ぐ予算と軍備を有していても憲法上の軍隊ではない。
憲法が明らかに現状に合わなくなくなってきている。今更軍備をゼロにして、日本を裸にする訳には行かないのだから、現状にマッチしない憲法は変更、修正されるべきなのだ。野党もただ「墨守」するだけでなく、より良い日本、より良い将来の日本を作るべく、国家の根幹である憲法策定に協力し、論議に加わって行くべきなのだ。
明治憲法は70年経って敗戦で廃止された。昭和憲法も敗戦から70年経って、次の70年に向けての時代にマッチしたスマートな憲法に衣替えすべき時期に来ている。

連休の間に鎌倉を歩いて見ようかと思っていたが、どうも身体が重い。春の晴天なのに気分も重い。午後、少しだけ武蔵野公園、埴樹林を散歩。珍しい樹木を観察。
帰宅後「相棒」。夜は「警視庁9係」、本来なら渡瀬が主役を演ずる筈だったが、先月急死し、見てもしょうがないので、別のチャンネルの「さすらい署長」。函館の風景があちこちに出て懐かしい。舞台が函館なのだからか、宇梶が刑事課長で出ていて、久しぶりに見る。最近彼は又ぼちぼち顔を出してきている。アイヌの血を引いた、良い俳優だ。


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