5月3日の憲法記念日と5日の子供の日の真ん中の4日を緑の日として休日にしたのは、もう何年前のことか。もう２０年は経っているのか・・。先月29日の昭和天皇誕生日と合わせ、この週はゴールデンウイークとして、国民に定着している。人は働くためだけに生まれてきたのではない。余裕があれば遊んだらよい。ホモルーデンス、遊びの中に人間性がある。
今治で、訳の分からない殺人事件が起き、近くの女性が容疑者として事情聴取されている。団地の部屋の中に刃物を持った女が突然入り込んできて、有無も言わずに刺し殺す。９２歳の母親が即死、７０歳の息子が重傷を負う。付近では１週間前に８２歳の老婦が刺し殺されたばかりの事件があって、同一犯と目されている。女の動機は何か分からないが、高齢者に対する強い殺意が感じられる。年寄りに醜さしか感じられなくなったのか・・。
今日も好天で、深大寺を回り、水生園へ行ってみる。５月に入って、水生植物ももう満開になっているだろう。神代植物園から行った処が、今日は緑の日で、入場無料。沢山の人が押しかけてきている。園の入り口では緑の羽根募金活動の青少年が声を張り上げているが、募金する人は案外少ない。入園料がタダなんだから、５００円とは言わず、その半分程度は募金してやっても良さそうにとも思うが、案外冷たい。素通りしていく人が大半だ。募金活動は日本人の性格にマッチしないのか・・。
園を通り抜け深大寺へ。蕎麦屋もどこもいっぱいで、並んで待っている。今日の好天、連休中日で、沢山の行楽客が参詣にきているようだ。「なんじゃもんじゃ」の木が丁度満開で、確か、スノーフラワーと言ったのか、真っ白な花を木一杯に付けていた。
水生園までまで行ったが、あれ、まだ花が咲いていない。５月に入ったが、まだ早かったのか・・。
再び植物園に戻り、午後の半日、柔らかな春の日差しの下、気持ち良く散歩ができた。いつ花が咲いたのか、無患子の実も既にたわわに実っていた。帰りに野草と種を買って帰る。来年花が咲くと良いが・・。
