ちゃおチャオブログ

日々の連続

モラエスの故地を訪ねて(118)Hotel Skycity にチェックイン。

これから電車に乗って香港市内のホテルに向かう。
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電車の路線図は日本の地下鉄と変わらない。右端が羅湖で、左端が九龍半島先端部だ。
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電車は郊外では地上を走り、外の景色なども眺められる。
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相変わらずどこにも高層マンションが立ち並んでいる。
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この辺りから電車は地下に潜りこむ。
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香港の地下鉄は東京や大阪と同じように、都心部は地下を走るが、郊外は地表に出て地上を走ることになる。従って、中国境界線の羅湖駅を出た地下鉄は、暫くの間地上を走り、香港郊外の街並みを眺めることもできる。香港と言ったら密集した市街地に高層マンションが立ち並び、緑が全くない街で、洗濯などもベランダから道路上に伸ばした竹竿の満干飾り、と言ったイメージが定着しているが、それは市街地のごく一部のことで、郊外に出るとなだらかな小山が広がり、緑も多い。日本のツアーでも香港島6峰ハイキングなどが募集されたりしているが、こうした小高い峰をトレッキングするのだろう。

地上走行は15分ー20分位で地下に潜り、最初の大きな駅九龍(カオルーン)で大勢が下車する。ここからは香港島へ渡る海峡線と香港国際空港線が枝分かれしているので、かなりの人がここで乗り換えて行くのだろう。昔の鉄道はここを起点として大陸に延びていた。半世紀前学友の片桐君とこの駅からさっき出てきたばかりの羅湖駅まで古い車両に乗って出かけたが、その時は確か2時間位かかったと思う。広軌だから広い車両に驚き、揺れも緩やかに気持ち良く感じた。

九龍駅を出ると3つ目位が尖沙咀駅で、ここは香港の大陸側・九龍半島サイドの中心地で、商店、高級ホテル、高級ブテックなどが軒を並べている。その中に古くからある雑居の大型ビルが「重慶大厦」で、有名ビルだから街の人は大体が知っている。大きなビルが個人の区分所有になっていて、商店や食堂、事務所、ゲストハウス、イカガワシイ部屋、等々、昔の香港の巣窟を思わせるようなビルで、オーナーなのか従業員なのかインド人、アラブ人、変な東洋人等が入り乱れて、通路に溢れている。国際色豊かなビルで、入り口近くにはWestern Union初め、5-6店舗の両替店が店を構えていて、1円1銭単位の細かい範囲のレート競争をしているが、賑やかな限りである。このビルの12階にHotel Skycityがあり、偶数奇数階別に分かれたエレベーターの偶数階停止エレベーターに乗り、1週間ぶりにホテルに戻ってきた。



香港は人口の密集した過密都市と思われがちだが、郊外には案外緑が多い。
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さて、ホテルのある重慶大厦に着いた。・・ホテルは何階だったか・・。あ、あった、12階だ。
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1週間ぶりにホテルSkyacityに戻って来た。
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Wifiのパスワードだ。スマホが東京と同じように使用できる。
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安いホテルだから、こんな狭い部屋とベッドで寝なければならない。昔の日本で言えば、木賃宿だ。
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