ちゃおチャオブログ

日々の連続

6月18日(日・晴れ)イージス艦衝突。体調不良。角川春樹。

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米国イージス駆逐艦が今朝未明に下田沖で、フィリピン船籍の貨物船と衝突、右舷を大破する。どちらにどのような非があったのかは、今のところ不明だが、4000トン級の駆逐艦とその5倍以上の2万トンを超える貨物船との衝突だから、幾ら軍艦とは言えもろいものだ。横須賀基地司令官の会見では、「タイトロープ」の状態だったと。もしも真っ二つに割れていたら、その場で沈没は免れ得なかった。米海軍の一大醜態時になるところだった。まともに横腹に穴を空けられ、就寝中の7名の犠牲者が出たが、犠牲者にはお気の毒だが、関係者はこれだけの犠牲者で済んでほっとしているかも知れない。
それにしてもニュースで明らかにならないのは、この貨物船の船籍はフィリピンとしても、運用会社はどこで、船長は何人か、貨物は日本の商社が三河から東京まで運んでいた、とのことだから、荷主は日本としても、船の実際の所有者とか、船長、船員等が不明だ。船員はフィリピン人としても船長までフィリピン人とは考えられない。

この事故の捜査に関しては、日米地位協定で、日本政府は口出しできないが、これはまさに、明治の後半まで続いた領事裁判権と同様の権利で、小村寿太郎の努力により、明治末に漸く廃止されたが、戦後、太平洋戦争で敗れた日本は、再び米国の従属国に置かれた。近年になって漸く米兵のプライベートで起こした事故事件は、日本政府の捜査裁判権に移管されたが、公務中の事故には及ばない。
日本に革命が起き、米軍に日本から出て行ってもらわない限り、話し合いでの地位協定改変は無理だろう。いつまでも従属国の立場で従っていくしかないだろう。

これも体調不良の一連なのか、昼間で寝込む。幾ら睡眠不足が続いたとはいえ、9時ころに一旦目が覚めたが、そのまま布団の中でうつらうつら。起きだしたのが、丁度昼時。完全に半日ずれている。お陰で昨日までの睡眠不足は解消されたが、明日以降、正常に戻ってくれればよいが・・。
夜はNHK特集で、「睡眠負債」の放送。毎日平均7時間寝ないと、睡眠不足が蓄積し、ガンとか痴呆症、いろいろな弊害をもたらすとのこと。今まで5-6時間程度しか寝ていないので、当方随分の借金を抱え込んでいる。今晩から気を付けよう。

今日の新聞で、角川春樹佐伯泰英との往復書簡、春樹が「日はまた昇る」を絶賛していた。自分が旅行中に読んだ限りでは、実に下らぬ小説と思ったが、彼には違った読み方があるようだ。彼の俳句も3句載っていたが、これも自分には良さがそれ程分からない。偉い人は矢張り凡人とは違うのだ。


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