日本全体で人口が減って行き、首都圏の大都市でも人口減少の中、小金井は今でも尚人口が増加している。市政施行時の唱和３３年には人口約４万人が昭和５２年に１０万人を越え、その後微増ではあるが、平成１４年に１１万人になり、それから６年、漸く１万人増えて、今年１２万人となった。
人口は減るよりは増える方がうれしい。家の周辺も高齢化により空き家になったり、転居したりで、淋しくなってきたが、一方で、近くでは農地を潰し、建売が結構分譲されている。それに隣の国分寺では２９階建ての超高層マンションが２棟建築中で来年には完成する。中央線沿線は住環境が良いので、これからも微増ながらも人口は増え続けるだろう。
午後、井之頭へ。先週両陛下が公園を訪問し、紅葉の鑑賞にやってきたという。皇居には坂下通りの有名な紅葉の名所があるが、にも関わらず、ここまでやってきた。
江戸時代、徳川将軍が鷹狩りに何回もここへ来てるが、徳川亡き後、皇室所有となり、その後、都に恩賜され、今は恩賜公園となっている。そうした思いがあるからか、両陛下の訪問となったものだが、自分もほぼ毎年この公園の紅葉を見に行っているので、今日の好天、足を運ぶ。
相変わらずの沢山の人々が公園を散歩し、公園レジャーを楽しんでいる。平和な日本。平和な人々の表情を見ていると、自分も平和になる。
