ちゃおチャオブログ

日々の連続

The Third Eye カトマンズへの道(4)インド人の詐欺師集団。

5年ぶりのデリー空港。以前と変わらないようだ。
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空港も近代的だ。
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エアポートエキスプレスに乗ってニューデリー駅に出る。
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空港からニューデリー駅までの途中は、以前のままだ。まだそれ程開発は進んでいない。
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インドの開発スピードは中国と比べ、まだゆっくりのようだ。
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インドへやって来たのは5年ぶりだ。最初は5年前の7月、阪急トラピックスのツアーでやって来て、アグラ、ジャイプール、アンベール城など7か所の世界遺産と、ホテルもマハラジャが使用していた王宮をホテルに改装した豪華なもので、自分に取つてはかなり贅沢な旅行だった。その時の旅行記は「インド世界遺産の旅」として35回の旅行記にまとめた(https://blogs.yahoo.co.jp/ciao3776/folder/509314.html)。

インドビザは半年間有効で、折角ビザを取ったのだからと、この時のビザの有効期間内の11月、今度は単身でインドにやってきて、ブッダガヤ、ベナレス、コルカタカルカッタ)等のインド北東部の仏跡等を観光した。この2回目の旅行の際、持って行ったカメラが2台とも盗難に遭い、めったに行けないようなお釈迦さんに関係する写真が一切撮影できなく、ひどくがっかりした。その時の旅行記は「最悪のインド旅行記」として58頁の旅行記にまとめておいた(https://blogs.yahoo.co.jp/ciao3776/folder/516311.html)。

さて、到着したデリー空港は5年前と変わらず、通関を済ませてビルの外に出ると、同じ場所にエアポートエキスプレスの駅がある。確かこれは日本の援助で建設された空港アクセス電車と思うのだが、日本製造や援助示すマークはどこにもない。日本が遠慮しているのか、インドが嫌みの国なのか・・。沿線から見える景色も5年前と殆ど変化はない。インドの発展は中国の急発展と比べると、まだ歩みは遅いようだ。

20分ほどでニューデリー駅に到着する。ホテルは事前にネットでチェックすると駅から500m程、駅前の道路を一本入った比較的近い場所にある。ツクツクの数が以前よりも増えている感じだが、運転手は大体が雲助で、ちょっとした距離でも法外な金額を吹っかけて来るので、ツクツクを避けて、駅構内を出る所にいた係の人に通りの名前、Arakashanを聞いたところ、「今その通りは混乱していて、直ぐには行けない。先ずはコンノートプレイスにあるDTTDCへ行き、パスをもらえ。」と言われる。次いで、目の前のツクツクを呼んで、DTTDCへ行くよう伝え、20ルピーだと言われる。約40円。そんなものなら良いだろう、と指示された通り、ツクツクに乗って、DTTDCまで行く。

コンノートにあるDTTDCに着くと、そこは何か5年前にも来たような記憶もあり、嫌な雰囲気だったが、2回の事務所に通され、マネージャーから「今このArakashanAra地区は、大デモで地区が閉鎖されている。危険だから誰もここには入れない。別の地区のホテルに泊まらなければならないが、どこもホテルは高騰している。高級ホテルは開いているが、どこも5万、10万からの料金を取られる。アグラまで行けば安いホテルが沢山ある。車で行けば2-3時間で行ける。」と言ってくる。

このDTTDCは政府系の観光インフォーメーションオフィスだが、どうも話が急な展開で、信用できない部分もあり、予約票を見せた処、そのマネージャーらしき男が、予約票に書いてある番号に電話し、ホテルの人間と何か話している。矢張り、同様の大デモで地区が閉鎖されていて、外部から入れない、と言っているようだ。自分にも電話を買われ、と言って、携帯を渡され、事情を聴くと同じで説明をしている。デモは昨日から発生し、3日間続くという。

マネージャーは自分を安心させる為か、日本人経営のホテルまで電話してくれ、電話の先に日本人が出てきて、同様の話をし、デリーのホテルは最高級ホテル以外はどこも満室で、アグラが安くて良いと、アグラを勧める。それでもどうも腑に落ちなく井戸ブックにある幾つかの経済的ホテルに電話してもらうが、どこも満室との返事だった。そんな200キロも離れたアグラまで行くつもりはなく、かと言って5万も10万もするようなホテルに泊まる予算もなく、兎も角待たせたるツクツクに乗って、Arakashan通りがそうなっているのか、近くまで行くことにした。

そうした処、途中まで行くと、私服の刑事のような男がツクツクを止め、この先は入域制限されている。ホテルを予約してあっても、その通りには行けない。もう一度DTTDCへ行って、他のホテルを紹介してもらわなければならい、と言われ再びコンオートにある事務所に向かう。マネージャーに事情を話し、どこでも良いから市内の安いホテルを紹介してくれとお願いすると、どこか2-3軒電話し、こういう事情だからどこも高いが、1軒見つかったが最低でも6500ルピーと言われる。それ以上払う必要はない、と料金保障される。先刻空港で1万円を5500ルピーで替えてきたが、これでは足りない。マネージャーに言うと、100ドルを6000ルピーで両替してくれた。

事務所の外で待たせておいたツクツクに乗ってそのホテルに向かう。市の中心部からかなり離れた場所にあるが、事情が事情だからやむを得ない、と諦める。ツクツクの運転手から500ルピーを請求されたが、値切って400ルピーを渡す。6500ルピー払って部屋に入るが、1万円以上もするホテルの部屋とは思えないが、やむを得ない。領収書を貰うためにフロントまで戻ったが、帰った筈のドライバーがまだフロント付近にいて、当方の姿を見つけるとこそそこ外へ出て行った。・・成程、そういうことだったのか・・。リベートか・・。領収書を求めた処、明日出すと言われ、そのまま夜食を食べに外に出た。・・全体がどうも話がおかしい・・。でもやむを得ないか・・。知らない土地、どこかに寝る場所を確保しなければならない。



予約していたホテルは地区の大デモの為、入域できないとのことで、DTTDCから紹介された別のホテルにチェックインする。
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この部屋が6500ルピー、約1.2万円の部屋とは到底思えないが・・。相当に足元を見られた。
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ホテル名はRelax Innと言って、Patel Negar駅に近いようだ。
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近くには商店街もなく、漸く1軒食堂を見つけた。
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取り敢えず、カレーの夕食を食べる。
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