又々浜松でむごい事件があった。先月行方不明になっていた29歳の看護師が、藤枝の山中で裸体になって埋められているのが発見された。この女性は市内のアスレチックで運動をした後、夕方、自分の車に乗った直後に二人の男が車に乗り込み、その車を急発進させた直後から行方不明になっていた。この男らはアスレチックが入っているビルと同じ場所にあるパチンコ店に入っていたようだ。この犯行は防犯カメラで部分的に確認されていた。
いつの間にか、日常生活の安全が突然冒され、最悪の場合、こうした殺人被害者になるような無法国家に日本がなりつつある。どこかの治安の悪い国の話ではなく、世界で最も安全な国と言われてきた日本での日中の、しかもカメラとはいえ衆人環視の中での凶悪犯罪だ。若い女性を強引に拉致して、強姦し、更には殺して埋める。余りにも非道で、言葉を無くす。被害者の女性には両親もいて、友人もいて、学友同僚もいる。多くの人を悲しめる悪逆非道の犯罪。許しがたい。いずれ犯人は捕まるであろうが、こうした犯罪者は江戸時代にあったように、道中引き回しにし、打ち首が妥当としても、それが無理としたら、人々から蔑まれるようにした方がよい。看護師と言う、医者に続く人助けの立派な職業人をこのような野蛮人に無残に殺害される。親の悲しみを思うと余りある。
何が悪いのか・・。日本の社会が悪くなっているのか、教育が悪いのか、無責任な親が増えてきているのか・・、自分には理由は分からない。だが、可哀そうでならない。
先日の新幹線での犠牲者はBASFの社員だったとのこと。BASFはドイツの超優良化学会社で、そこに入るのも大変で、並みの日本人以上に優秀な人であったに違いない。自分はここ数日祈っている。先月、両親に無残に殺された5歳の結愛ちゃん。あの世ではきっと幸せな両親の元に生まれ、幸せになってもらいたいと。そう、新幹線で殺害された会社員、浜松で拉致殺害された看護師、この幼女。あの世では3人で幸せな毎日を過ごしてもらいたいと。
今の世は余りにも悲惨な悲劇が多すぎる。