ちゃおチャオブログ

日々の連続

7.27.(金・晴れ)オーム殺人犯処刑。

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オーム死刑囚13人の内、麻原彰晃、こと松本智津夫他6名の幹部は先々週処刑されたが、今日残りの6人も処刑され、本日13人全員の死刑が執行された。
国家転覆を図り、無差別殺人に走った凶悪犯罪集団のトップの幹部13人、死刑の判決は当然であり、大量無差別殺人の結果からすれば、早期の処刑も当然のことだったが、事件発生から既に23年、死刑確定からも既に12年が経っていた。
世界の死刑廃止の潮流は高まっていて、尚存続しているのは、主な先進国では米国と日本位。廃止国は142か国で存続国は僅かに35国。韓国も法律上は存続国であるが、もう20年以上執行していない。
日本の死刑存廃は岐路に立たされているが、米国が廃止すれば、日本も早晩そうなるだろう。逆に言うと、米国で存続している限り、日本が率先して廃止することもないだろう、ということ。主体性は欠けてはいるが、因果応報の考えからすれば、極悪人に対する死刑執行は当然の報いだろう。

今日執行された6人の内、早稲田理工をトップで卒業したり、京大、東大、筑波大、理科大等々、学業優秀な人物が多数含まれていて、この様な優秀なエリートがどうして道を間違えたのか、殺人集団の幹部にまで上り詰めたのか、未だその心の軌跡は解明されていない。いつかの時点で人間の心を失ってしまったに違いないが、人間は環境によって悪魔にもなるし、天使にもなる。世の指導者、教育者はよくその点を弁えて、人間教育、指導に当たっていく必要があるだろう。


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