ちゃおチャオブログ

日々の連続

イギリスの3日間(40)次はバイブリーへ。

川沿いの道路には奇妙な形をした置石が並んでいる。松笠のような形だ。何を意味するか不明だが、ずーっと昔からこんな風にしてあるのだろう。
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川沿いの古い集落。
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村の中心にはバス停があった。何人か並んでいる。エコツアーの人々のようだ。
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バス停の名前を見ると、皆初めて聞く名前。この辺りのコッツウォルズを回る循環バスのようだ。
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集合時間には少し早く、来た時の路地を通り、先にバス駐車場に向かう。平べったいストーンを積み重ねて築地のようだ。
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コッツウォルズ地方はロンドンからはそれ程遠くない場所にあり、午前中回ったストラッドフォードアポンエイボンやコベントリー、英国第2の都市バーミンガムの手前に当たる田園地帯だ。この一帯には10数か所の魅力的な村や集落、古城などが散在し、大都会に近い利点もあるのか、エコツアー、ハイキング、ロードサイクリング等が盛んに行われているとの事である。

そうしたツアーに参加するには1泊2泊の連泊を要するだろうが、我々日帰りの半日ツアーではとても回り切れない。そこでここボートンオンザウオーターと次に向かうバイブリーの2か所に限られた次第だが、このボートンへ来るまでのバスでの1時間、更にここでの1時間の散歩で、この静かな集落、清く澄んだ水の流れ、多くの海鳥、川鳥、小鳥のさえずり、等に接し、見聞きすることによって、その魅力は十分に堪能できた。どこまでも平坦な土地が続くので、自転車で回れたら爽快かも知れない。

川沿いの遊歩道を集合場所まで戻ってくると、バス停があった。3-4人のイギリス人がバスを待っている。地元の人ではなさそうだ。今はどこでも車を持っていて、地元の人なら移動は車でするだろう。バス停を見ると聞きなれない名前が並んでいる。皆このコッツウォルズに散在する集落名だろう。自分も今回この旅行に参加するまでは、コッツウォルズの名前以外は何も知らなかった。ボートンにしてもこれから向かうバイブリーにしても今回初めて聞く名前だ。多分ニュースや旅番組にも出てきそうもない名前。この先、後何年記憶に留めて置けるだろうか・・。

大半の人は時間前に集まって来ているが、中に何人かまだ土産物屋で粘っている人もいるようだ。買い物好きの日本人。どこへ行っても何でも買ってします。さぞかし色々と品定めをしているのだろう。早く来た人は順繰りに就社上に向かい、バスに乗って待つことにする。単純な集落だから、道に迷うことはない。

バスに乗る際、初老の運転手に名前を聞いたら、Georgeと言っていた。良い名前だ。自分には初老に見えたが、案外そうでないかも知れない。3日間フルに運転するのだから、初老では持たないかも知れない。実際、外人の年齢は見た目では分からない。さて全員が揃った。これから又30-40分のバスの旅だ。



今回ツアーの運転手。名前を聞いたら、ジョージと言っていた。
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さてこれから約30分のコッツウォルズの田園バス旅行が始まる。
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再びなだやかで穏やかな草原が続く。これはケール畑か?
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自然がそのままの形ではなく、手入れされている自然のようだ。
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豊かな農家が見える。間もなくバイブリーに到着だ。
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