ちゃおチャオブログ

日々の連続

朝日新聞への再度の苦情。安田ジャーナリストの報道姿勢に対し。

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先月24日夕刊から26日朝刊まで4回連続で貴社1面トップ記事に掲載された安田ジャーナリスト解放ニュース報道に関し、貴社の扱いは過剰で、報道姿勢に問題があるのではないか、との指摘を行い、併せて貴社の考えを求めた。その際、貴社のこのWeb問い合わせ欄の不備も指摘し、
1、投稿者のメールアドレスを求めるのであれば、自動的でもよいが投稿者に対する着信応答メッセージを送るべきだ。それは通常、どこのネット通信を扱う会社でも行われていることだ。Net、Webの最先端を走るべき貴社にそのシステムがないのは不適切ではないか。
2.投稿が終わった際の履歴や内容のコピーがどこにも保存されてなく、投稿者が後で確認しようにも、いつどんな内容を送信したのか確認できない。手落ちではないのか。
3.文字制限が1000文字と限られていて、少なすぎる。精々3000とか5000文字程度まで広げられないか、等の提案も行った。

それに対し、貴社が回答するのか、どうするのかは貴社次第であるから、返事がないからと言って、貴社を非難するつもりは毛頭ない。今貴社に苦情を言うのはこれ等の提案ではなく、安田記者の記者会見のニュースを再び1面で2回にわたって報道している点である。1000文字制限があるので、問題提起乃至苦情は次の頁で行っていく。


この件に関連しての当方から貴社に対する前回の苦情に関し、貴社からの回答がないので貴社が如何なる理由で、今回又11月2日の夕刊、翌日の朝刊と2回連続で安田記者の記者会見の模様を1面トップに掲載しているのか理由は分からないが、当方にとっては全く不可解である。

国民の多く、世論のかなりの数は安田バッシングであり、本人が自己責任とは言いつつ、いつ拉致か殺害されるかも分からない全くの危険地域に入り込み、結果的に日本国政府に迷惑をかけたことに対する非難の声も大きく上がっている。そうした社会風潮の中で、貴社が公平を保って彼の記者会見の模様を社会面で報道するならいざ知らず、敢えて、そのバッシングに立ち向かうように1面トップで報道している真意が当方には分からない。
 
当方は彼をバッシングする以上に貴社の報道姿勢をバッシングしたい。政府は彼を救出するために身代金は一切支払っていない、との菅長官の発言もあるが、週刊誌等の一説によれば、政府は機密費として3億円を使っているとのことだ。それはクエートその他、回りまわって安田氏救出のために過激派に渡ったとのことである。新聞社の姿勢としては、彼の記者会見の模様を1面に報じるのではなく、むしろこの点の機密費使用の問題をもっと掘り下げ、その事実を明らかにすべきではないのか。過激派の魔手から大事な日本人の命を救出するために、相当な金額の支払いを迫られ、結果として支払った事実が明らかになったとしても、国民の多くはそのことに対し反感を抱いたり、誰かを攻撃したり、ということは無いだろう。お金を支払う悔しさはあっても、一人の命が助かったことを国民は素直に喜ぶ筈だ。


貴社が森加計問題で多くの真実を明らかにしてきた点は国民の多くは評価していると思う。貴社の言う「ご飯論争」も国民にとっては発憤ものだ。「パンは食ったけど朝ご飯は食っていない。」こんな人を馬鹿にするような話が国会で堂々と通ったらならないと、国民の多くは思っている。不都合でもなんでも真実を国民の目の前に明らかにせよ、と。新聞はその真実を明らかにする一大武器と国民は思っている。

今回の安田救出問題、「機密費は使っているが、身代金は支払っていない」は将に貴社が主張して「ご飯論争」に他ならないのではないのか。新聞が取り上げる問題は、こうした政府の表面上のウソ隠し、国民の目をごまかそうとする欺罔、等々を明らかにすることではないのか。どこの国でも機密費は必要だろう。必要に応じてそうした支払いも生ずるだろう。但し、新聞等がそうした支払いの妥当性をチェックし、国民の目に明らかにし、ベールの裏だからといって不正使用がないように、看視していく必要はあるだろう。新聞社はそうした重要な使命を帯びていると自分は思っている。

こうした政府や国民(税金使用)に大きな迷惑をかけた一個人のジャーナリストを恰も英雄の生還のごとき大々的取り扱いをしている貴社の姿勢には大いに不満であり、貴社の内部でもそうした意見は当然出ていると思う。そうした内部の反対意見を押し切ってまでして6回もの1面トップ記事の掲載について、貴社主筆の考えを是非聞きたいものである



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