ちゃおチャオブログ

日々の連続

The Third Eye カトマンズへの道(61)帰国の朝。

帰国の朝、最後にホテル周辺を歩く。
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本当にごみ溜めのような街だ。
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牛乳を温めて売っているが、飲むのはやめておこう。
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皆このビニール袋に入れてテイクアウトで持ち帰っていく。
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いよいよインド最終の日となった。今日の夕方の便でこの国を離れる。午後までのほぼ1日自由な時間がある。だが、これから更にどこかへ出歩く、という気持ちにもなれない。普通の時間に起きて、ホテル周辺を歩く。相手も臭いで分かるのか、リキシャがすっと寄ってきて、土産店に案内すると言う。そう言えば大したお土産も買ってなかった。空港だとバカ高い。案内してもらうことにする。

店は通りを一本隔てた大通りに面していて、入り口は1間程だが、中は大きく、いろいろと高そうな土産品が展示されている。ツアーなどで最後の日、空港へ行く途中に立ち寄るショッピング店のような感じだ。置物とか宝石、織物、等々、時々は日本語を交えて巧みに売り込む。ルピーは殆ど持っていないが、ドルと先日のイギリス旅行で両替したポンドも持っている。ポンドはこの先どうなるか分からない。ポンドが使えるならポンドで何か買っておこう。黒い御影石で出来たようなタジマハールの置物、150ドルの表示だ。約2万円、良い記念になるだろう。値切って、今100ポンドしか持ち合わせがない旨交渉し、買うことにした。それともう一つ小ぶりの石の敷物。50ドルなら良いだろう。

一旦ホテルに戻り、土産物をスーツケースに仕舞い、再び通りにでる。ニューデリー駅前のナイトバザールの通りに出て、ブランチを食べる。この通りの奥の方にシーク教徒のお茶屋があって、この前来た時もここで紅茶を幾つか買っていった。5年ぶりに店を訪ねる。5年経っても店主は昔のままだ。自分は5年前もこの店に来て、紅茶を沢山買って行った、と話したら、向こうも自分を覚えているという。・・本当かどうか・・、営業的な追従言葉かどうか・・、兎も角又珍しい紅茶何袋か買って行く。

通りの奥の方の路地に入った辺りは本当にごみ溜めのような街だ。これでよくぞ病気が蔓延しないものだ。それだけインド人は逞しい。次に来るのはいつになるか・・、その時はこのごみ溜めの街も少しにクリーンになっているだろうか・・。しかしこの国はビザが必要だ。ビザなど面倒。矢張りもう来ることもないだろう。4回も来たら十分だ。ベラナシのガンジーも見たし、ブッダガヤにも行った。あと一つボンベイの海辺に近い場所に立つインド門をもう一度見てみたいとも思うが、それも強いものではない。別に見なくてもそれでよい。殆ど思い残すことはこの国にない。出発便には少し早いがホテルに戻り、チェックアウトし、空港へ向かった。



リキシャに土産店に案内され、一旦ホテルに戻り、最後のブランチを食べる。
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ナイトバザールの通りの奥の方にある紅茶店に寄り、土産の紅茶を買っていく。店主のUttamは5年前の当方のことを覚えていると言っていたが、本当かどうか・・
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通りの奥の方では自然崇拝なのか、樹木の神仏に熱心に祈っていた。
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こんな風景ももうこの国でないと、見れないだろう・・。森羅万象、何でも神様だ。
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