ちゃおチャオブログ

日々の連続

4.11.(木・晴れ)電光石火の首切り。

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2度までは許すが、3回目はない、という事か。代議士としても大臣としても不適格な桜田大臣、最後の失言から僅かに2時間後には首を切られた。本人からすれば、本当はもっと早い時期に辞めたかったのだろうが、推挙してくれた二階さんや、任命してくれた総理への遠慮があり、辞任がぐずぐず長引いた。大臣の任にないことは自分自身でよく分かっていて、本人からすれば1か月でも大臣の椅子に座れれば、それでもう箔は付いたし、早々と辞めたかったのだ。国会の場での大臣の椅子は、本人にとっては針のむしろのようなものだ。こんな座り心地の悪い椅子なんて、真っ平御免だと。今更ながら、よくぞ半年も持ったものだと。

たらい回し人事、派閥均衡の人事がこうした不具合人事を生んだのだ。それはみんな分かっているが、党内事情を考えると、ストップできない。敵は一人作れば十分だ。二人も三人も作る必要はない。ポッポ野郎の派閥を干して、村八分にし、有無も言わせぬようにすれば、それを見ている傍観派閥は何も言えなくなるだろう。派閥の均衡なんてそんなものさ。・・、と、どこかの誰かが知恵を付けている。


ジョンブルの国。一時は卒倒するかに思われたメイさん。強かに回復し、ブリュッセルに乗り込み、Hard Negociationで明日の最終日、Hard Brixitを半年先の10月末まで引き延ばすことに成功!見事な交渉力だ。だが、この見事な交渉力は国内では全く生かされない。民主主義の成熟しすぎた国。国が二分され、個々人がバラバラになり、皆、勝手な方向を向いている。2000年前のギリシャアクロポリスを思い起こさせる。ギリシャは爾来2000年、低迷の道を下り落ちてきた。イギリスがその轍を踏まないように願う次第だが、現状は厳しい。Hells!と天を仰ぐしかないのか・・。


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