ちゃおチャオブログ

日々の連続

能登の春(14)輪島漁港を見て、朝市に向かう。

昨夜は輪島塗会館の向かい側にあるやぶ新橋で夕食を食べる。刺身定食にはのどぐろもあったかも知れない。
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今朝は6時前に目が覚め、ペンション近くの漁港を見に行く。
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今は閑散期なのか、沢山の漁船が港に係留されている。
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港の近くには小高い丘があって、以前は住吉神社もこの丘の上に鎮座していたようだ。石段が今も奇麗に残っている。
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昨夜は住吉神社の曳山を見てから、ペンションのお婆さんに教えてもらった食べ物屋「やぶ新橋」へ向かった。昨日の午後、まれ記念館を見た後、川原田川沿いに間島塗会館まで歩いてきたが、その途中,会館の向かい側にある建物を見ているので、場所は分かる。人口の少ない町、食い物屋があちこちあるという訳ではない。街を歩いていて、飲食店の看板に気が付いたのは、この店位だ。

お婆さんも、直ぐにこの店の名前を挙げた。ここはソバが有名のようだが、折角輪島に来たのだからと、刺身定食をお願いした。地元の刺身が沢山食べられるだろうと思って頼んだのだが,それ程量は多くなく、東京の飲み屋の刺身の盛り合わせを頼んだほうが、余程か豪華かとも思えたが、まあ、新鮮なことは間違いない。多分白身の刺身がのどぐろと思うのだが、淡白な味で,過去のどぐろを食べた記憶も希薄だが、能登に来て、のどぐろを食べたことにはしておこう。

やぶ新橋からペンションまでは,外灯だけのうす暗い住宅地の中の道路を歩くて帰るが途中に雑貨店が1軒店を開いていて、帰りがてらに缶ビールとつまみを買って、ペンションに戻る。お風呂は家族風呂を大きくしたようなかなり贅沢なお風呂で、矢張り、営業中のペンションだけのことはある。朝が早かったので、早々と風呂に入り、部屋でビール2缶を飲んで、昨夜は早めに寝ることにした。

今朝は6時前には目が覚め、少しペンションの周りを散歩する。昨日タクシーで大回りした際、漁港がチラっと見えたので、先ずは漁港を見に行く。昔の漁師町。人一人がすれ違えるような狭い路地を通り抜けると、目の前に漁港が開けた。沢山の漁船が係留されている。その数、100隻以上はあるだろう。今は漁期ではないのか、これ程の沢山の漁船が港に繋がれているとは・・。見るからに良港で、先端の岬が荒波を防いでいる。今はここが漁港となっているが、北前船華やかなりし頃は、ここが輪島湊の寄港地であったに違いない。だから、ここから直ぐの場所に住吉神社も鎮座しているし、山際には、複数のお寺の屋根も見える。

1時間ほどぶらっと周辺を歩き、ペンションに戻り、チェックアウトする。朝市にはまだ早いかも知れないが、ゆっくり歩き、埋め立てにある高速バス乗り場まで行こう。8時半、空港行だ。住吉神社の前の参道の横を通り、いろは橋を渡る。昨夜もこの橋を渡ってやぶ新橋からペンションに戻ってきた。今は、その反対のコースを歩いて、輪島市内に戻る。そうそう、ペンションや住吉神社のある地区は、昔は輪島とは別の町で、鳳至町と呼ばれ、神社も鳳至神社と呼ばれていた。鳳至郡鳳至町。今はもう鳳至郡もなくなった。工事中のいろは橋を渡った先が、朝市通りだ。この川、川原田川から上流の山並みを眺める。輪島の情景を目に収めて、橋を渡った。



近くにはお寺も数か寺ある。神社との神仏習合だ。他しか神宮寺という名前だったか・・
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ペンションをチェックアウトし、バス停に向かう。昨日の住吉神社の前を通る。
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川原田川に掛るいろは橋を渡る。
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橋は現在修復工事中だ。
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輪島の街並みを目に収めて、朝市通りに向かう。
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