ちゃおチャオブログ

日々の連続

7.4.(木・曇り)列島走る。

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昔の新聞記事のタイトルではないが、選挙公示日の当日、各紙はこのような文字が躍った。選挙は一つのエネルギー、熱意とフィーバーが1点に凝縮される場で、数年に一度列島全体が、沸き返るような思いだった。だが、最近、このような言葉は死語になりつつある。年々低下する投票率、どうせ投票へ行っても何も変わらない、との諦めの気持ち。もう新聞も「しらけ選挙」とタイトルを変えた方が良いかも知れない。

それでも1票の価値。投票権は国民の権利であり、それを行使するのは義務でもある。居留外国人、市民税や住民税を払っていても権利を有しない外国人にはできないことなのだ。中国人や豪州人が北海道の土地を大量に買い占めたり、一つの小さな島を全部自分たちの物にしたとしても、政府を選び、政治を動かすことが出来るのは、日本国籍を有する者にしかできないことなのだ。

確かに参院選は政権選択の選挙では無いかも知れないが、二院制の元、参院の構成がどうなるかによって、日本の進むべき道、国民が欲する方向が大きく影響される。従って、国民が投票所へ足を運ぶのは、義務でもある。

今日の公示を受け、各テレビでは、各地、各党の党首の第一声、公約等々を報じている。それなりに列島は走り出した。今月21日投票日までの17日間、選挙カーは町中を走り、連呼の合戦、テレビ討論、方針演説、等々、関係者にとっては暑い夏となる。自分は既に投票先は決まっているので、静かでクールな夏を過ごすことにしよう。


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