ちゃおチャオブログ

日々の連続

四国霊場・徳島編(14)二日目第十七番井戸寺。

朝、カーテンを開けると前方眉山が見えた。ホテルを出て新町川まで言い、写真を撮る。
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宿泊したホテル・サンシャイン徳島。
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ここが朝食レストランだ。
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さて、その今朝の朝食。
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泊ったホテルシャンイン徳島はほぼ市内の中ほどにあり、駅へ行くにも眉山の麓にある阿波踊り会館へ行くにもそれ程遠くはない。昨夜は駅まで出る積りでホテルを出て、大通りを少し歩いたが、今朝ばかっ早く起きた疲れと、夕食の少しのお酒にほろ酔いになり、途中で引き返して、部屋飲みにした。各フロアにある自販機が、ビールのロング館でも350円で風呂上がりの寝酒に1本買って部屋に戻る。尤も、1本では済まなかったのだが・・。

今日も昨日に続き好天だ。昨夜は比較的早めに寝たせいか、朝早く目が覚める。早起きは常のことで、家にいても夜中の12時過ぎまで起きていても、5時前には目が覚める。4-5時間の睡眠で、睡眠障害とは言えないだろうが、過小睡眠は健康に重大な影響を与えると言われていて、いつ、ドカンとやってくるのか心配ではあるが、睡眠だけは心配しても自由にはならない。7-8時間、たっぷり寝られる人を羨ましく思っている。

窓のカーテンを開けると前方に眉山が見える。徳島のシンボルの山だ。マユ山ではなくビザンと呼ばれるが、実際、女性の嫋やかな眉のように横になだらかに広がっている。いつの頃、誰が命名したのか知らないが、徳島女の阿波踊りに見る激しい気質とこの山の形容に面白さを感じろ。4年前の夏、その阿波踊り会館の横の神社の裏から、道なき山道を登って、この山の山頂へ来たことを思い出す。だがその時は目的としたモラエス記念館は休館中だった。(https://blogs.yahoo.co.jp/ciao3776/13558928.html、「サウダーデ」モラエスの愛した町(14)眉山山頂からの眺め)

4年振りに徳島に又やってきて、ホテルの窓から眉山を眺め、この四国巡礼の記のブログも、今日で14回目になる。4年前の夏眉山の山頂に立った時のブログの回数も今回と同じ14回目。モラエスが結び付けた奇遇なのか、モラエスは80数年前の夏、この地で孤独のうちに亡くなった。まだ朝食までに時間があるので、ホテルの外に出て、直ぐ近くを流れている新町川まで出る。眉山がより近くに眺められる。モラエスがおヨネさんと知り合った最初の頃、まだ明治の頃だったが、モラエスがポンポン船に乗って神戸から足繁く通った川だ。川と山は明治の頃と変わらずそのままの姿をみせているが、町は大きく変化した。ここもその頃はまだ徳島町だった。いやその頃はまだ、四国のどこにも市は無かった。

さて、6時半からの朝食を終え、7時半から今日最初のお遍路、第十七番井戸寺に向かう。ここはホテルからほど近い国府町にあり、その名前の通り、嘗てはこの辺りに阿波国府が置かれていたのだが、今周辺は広々とした田んぼになっていて、お寺のある一角だけが、ごちゃごちゃした集落になっている。立派な山門を潜り、今日最初のお参り、般若心経の読経となった。




お遍路までやって来る人は、皆元気な高齢者だ。
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今日最初の巡礼先は十七番井戸寺
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立派な山門を潜って、境内に入る。
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ここも又四国霊場に相応しい由緒あるお寺だ。
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