ちゃおチャオブログ

日々の連続

4.17.(火・晴れ)石原都知事の痛快。

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石原都知事が訪問先の米国Heritage財団のスピーチで、尖閣問題を突然に持ち出した。「元々歴史的にも実効的にも日本の領土だから、国が何もしないのなら、東京都が買い取ればよい。」と。
それを受けて猪瀬副知事が、全国から寄付を集めれば2億円位はすぐにも集まる、と。
今まで横暴な振る舞いの中国に、日本政府はなす術もなく、日本国内にあって借り猫のごとくにだんまりを決め込んでいたが、「言うべき時はNoを言う」石原氏の痛快な発言に、日本人の多くが湧いている。
 
石原さんは政治家として当然のことを言ったまでで、今まで国政を担当する政治家がこの件に一切言及しなかったこと自体がおかしなことで、・・、ああ、一人いた。大阪の西村議員だが、何かの違法行為で代議士を失脚してしまったが、・・、それは影の力の陰謀でなければ良いのだが・・、
大半の政治家は知らぬぞんべえを決め込んでいた。そう誰も火中の栗を拾いたくない。そうした卑小が政治屋がこの国を牛耳ってきた。情けない限りだが。
 
石原さんは若かり頃の青嵐会重要メンバーで、政界の風雲児だったが、鳴かず飛ばずの代議士生活から都知事に転出したが、尚、中央政界には色気を持っていた。それが今回の民主党内紛問題で、再び頭をもたげてきた様子だが、何分高齢だ。
昨日のスピーチを聞いていても、声が枯れ、一時の若々しさはない。元々中央への色目を持っていたのなら、去年の都知事選で4選などしないで、綺麗に猪瀬さんに引き渡すべきだった。彼自身いくつになっても権力の座にしがみついている、と傍から取られてもやむ得ない、良くない選択だった。
 
まあしかし、今回の石原さんの一石は大きな波紋を国内政局に及ぼしていくに違いない。もっと若い人で、西村氏のような極端な行動は別にしても、言うべき時はしっかり発言し、NO、も言い、日本を良い方向に持っていく若い政治家が出てきてもらいたい。その一人として大阪の橋下氏がいるが、彼のような斬新で、且つ大胆な政治改革を打ち出す若い政治家がこれからも続々出てきてもらいたいものだ。
 
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