ちゃおチャオブログ

日々の連続

江南10都市巡りの旅(3)千灯観光へ。

さてこれから最初の訪問地「千灯」観光に向かう。
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バスは蘇州の郊外を走り、千灯古鎮へ到着した。
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町の中には七重の塔なども見える。
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昆山市の水郷の4つの古鎮を説明する陳さん。
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さてこれから千灯の古い石畳を歩きます。
 
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姑蘇錦江ホテルでの朝食バイキングをたらふく食べて、さていよいよ最初の観光地、昆山市にある水郷「先灯」観光に出発する。ここは蘇州の隣町50キロ位の場所にある水郷の町で、バスでも1時間程度で行ける。

ホテルを出たバスは蘇州の郊外、自動車修理工場などが並んだ古い通りや、その先の近代的工場の立ち並んだ街道を走る。一部道路工事中の場所もあるが、押し並べて快適な道路だ。自動車専用道にはなっていないが、両側4車線の幅広の道路が真っ直ぐ続いている。中国の道路インフラはこの10数年で急速に整備されていることが分かる。

道路の両側に並ぶ3階建て程度の大きな工場は、広々とした敷地の中に大きな庭などもあって、以前東海道線に乗って、横浜の先、湘南の辺りの沿線沿いに見られた日本の近代的工場群を彷彿させる。中国が世界の工場、と自慢する背景には、こうした光景もあったのかと、納得もする。

さてバスは1時間程で最初の訪問先、千灯古鎮へ到着する。ここ千灯古鎮は昆山市の4つばかりある水郷古鎮の一つで、
後で気が付いたが、ここが「昆曲」の発祥地とのこと。「昆曲・昆劇」は「京劇」よりも古い時代に発生した中国仮面劇の一つで、上海、江南地方では今でも盛んに演じられている。その「昆劇」がここ千灯から始まったとは!半ば感動の気持ちで、ガイドの陳さんの後に従って、石畳の狭い路地を歩いて行く。
 
 
 
 
 
橋の上から眺める水郷の風景。
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この近くには大きな湖もあり、京杭大運河も通っていて、昔から水運が発達していた。
 
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今でも小舟が運搬用に利用されている。
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運河が街の中のあちこちに張り巡らされている。
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ああ、ここ千灯が昆曲、昆劇発祥の地だったのか・・。思わぬところで碑を発見した。