ちゃおチャオブログ

日々の連続

中国・歴史の旅(19)公園での中国人の楽しみ方。

公園内には個人であれ、団体であれ、各種の集まりがそれぞれ好きなことをしていた。実に個人主義の国だ。
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あちこちで気功等が行われていた。
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ネットが張られ、バドミントンに興じるグループも。これが普段の日の日中のことである。
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公園内には美術品を展示する美術館なももある。
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美術館の店内の様子。
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一体この巨大な石は何なんだろう・・
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随分古い散水自動車。これでも動く限り使っているようだ。
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公園で働く従業員の宿舎。
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中国は日本と違って住宅事情が貧弱で、部屋も狭く、日中自宅でゆっくりすることが出来ないので、身近な公園に出かけ、ひがな1日時間を潰しているのだ、と指摘する人もいる。確かにそういう面はあるかも知れない。タイのワンルームなどはガスや炊事場の設備が無いから、皆外で外食している、と言うのも一理ある。

しかしそれにしてもこれだけの賑わいを見せている公園。公園にもしも人格があるとすれば、公園自体も大勢の人を集め喜んでいるだろう。広場では凧揚げ、木陰では気功や剣劇、ああ、残念ながらこの写真を撮ることを忘れたが、又バレーボールやバドミントン。それ専用のネットも作られている。公園は庶民の憩いの場である、とのコンセプトの元に作られ、運営されているので、人々も集まってくるのだ。

公園内には、当然キオスクもあれば、高級中華レストランもある。美術館もあれば、そこでは高級骨董品なども販売されている。裏の出口付近には公園で働く従業員宿舎もあり、大勢の公務員が清掃業務に従事している。ここは公共施設だから、彼等はすべて公務員。待遇も良いのだろう。だから、公園内にはゴミがないのは当然としても、落ち葉すらも直ぐに掃き清められ、雇用対策で採用されているのかどうかはイザ知らず、清掃員は枯葉が落ちて来るのを待っているかのごとき忠勤ぶろである。

キオスクで20元で茹でトウモロコシを買い、余り美味しくも無い中国のトウモロコシを口にくわえ、広場で遊ぶ大人の凧揚げを眺め、人々が空高く上がる凧に歓声を上げ、競う様を眺め、この公園を後にした。又、数年後来る時には、この凧は、リモコン操縦の飛行機やらヘリコプターに代わっているかも知れない。中国の成長はそれ程に早いものだ。日本が到底追い付けない遥か先に進んでいるだろう。
 
 
 
 
 
 古いショベルカーなど動く限り使っているようだ。
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専用の修理工場などもある。この公園で一体何人の公務員が採用されているのだろう。
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中国特有の壁新聞も今も廃れずに掲示されている。日本も見習うべきだ。
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広場公園で凧揚げに興じる大人。
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随分大勢の人が凧揚げを愉しんでいる。
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空高く舞うカイト。
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毎日こうして楽しんでいるのだろう。
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公園入口には落し物コーナーなどもあり、展示されていた。中国人は所得が上がるとともに、公徳心も向上しているのだろう。
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