ちゃおチャオブログ

日々の連続

ビルマ・マンダレー特急旅行(62)ヤンゴンの裏通り。

カンドーヂ湖の中の公園ではこうした淡水魚を売っている店もあった。
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公園の入口付近にはプールなどもあって、賑わっている。
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水泳教室に参加している子供達。上流階級の子弟に違いない。
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シュエダゴンの仏塔に向かって歩いていたら、裏通りに出てしまった。
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通りの入口で客待ちしているサムロタクシー。
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客待ちしている間にも熱心に本を読んでいるドライバー。オーウエルの本の中にも書いてあったが、この国の人々は実に読書好きだ。
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面白そうだから通りの中に入ってみよう。
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カンドーヂ湖から右手に見えるシュエダゴン・パヤーの金色に輝く仏塔を目指して歩いていると、ひょんなことからこの寺院の裏手に当たる裏通りに迷い込んでしまった。湖から仏塔までの距離を目測した処、歩いても10分~15分程度の至近の距離だから、仏塔近くまで来て、建物の屋根に隠れて仏塔は見えなくても、道に迷うことは無い。この裏通りを真っ直ぐに歩いていけば、いずれ行き着くだろう。

こんな裏通りに外人観光客などめったに入り込まないのだろう。通りの住民とか子供達が不審そうな目で当方を見ているが、当方としても、裏通りでミャンマー人の生活が直に触れられるのには興味があった。いろいろな家内工業があり、人々が生活を営んでいる。いや、内職と言った方が当たっているだろう。多種多様な民芸品、工芸品などを作っている。ここで作られた偽物の骨董品が訳も分からない外人観光客に高値で買われていくのだろう。面白いお金のサイクルだ。

1カ所には集約的な作業所もある。ミシン工場だ。女工が一列に並び、ミシンに向かって何かを縫製している。大正期の日本には女工哀史などという言葉もあったが、今のここヤンゴンのミシン工場は明るく、笑い声さえ聞こえないが、彼女達の顔貌に哀愁の色はなく、仕事をする喜びに満ち溢れている。同じ縫製作業でも、時代はどんどん良くなってきている。

珍しい骨董品なども置いてあった。本物か偽物かは分からないが、ここで買えば相当安くなる。下町、裏町の値段だ。少し手も出かかったが、止めておく。如何にも真贋が分からず、偽物を掴まされた日には荷物になるだけだから。こうして興味深く裏通りを歩いていると、先のシュエダゴンの仏塔が再び屋根の上に現れた。向かっていた方向は間違いなかった。再びこの寺院の丘に登ることにした。
 
 
 
家内工業的な物、小売店、雑多な職種が入り混じっている。
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ああ、通りの中程にはミシン工場などもある。
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女性達は熱心に縫製をしているが、哀愁は感じられなかった。
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雑然と並べられた本屋もある。
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本の上に寝そべるシャムネコ。毛並みが良い。
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ここでは何かの民芸品か骨董品を作っているようだ。
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シュエダゴンの金色の仏塔が漸く見えてきた。
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