ちゃおチャオブログ

日々の連続

中国・歴史の旅(54)少林寺境内の移動。

少林寺は広大なお寺でどこをどう歩いているか分からなくなるが、人の流れについて行く。
イメージ 1
 
 
全く迷路のように数々の堂がある。
イメージ 2
 
 
庭に出たり、路地を歩いたりと。
イメージ 3
 
 
蔵経閣。経はダルマのことだ。
イメージ 4
 
 
ああ、こんな所にも涅槃仏がいる。
イメージ 5
 
 
 
少林寺は広大な寺域を持っているから、どこをどう歩いたのかよくは理解し得ないが、ガイドとガイドの旗を見失わないように付いて行けば、まぎれることもない。似たようなグループ、団体があちこちにいて、それも皆中国人の顔だから、間違えそうにもなるが、皆、そう駆け足で歩いている訳ではないので、同じグループの誰それの姿を見つけては、又安心して仏像などを眺めることも出来た。

この少林寺については事前の予備知識もなく、勉強もしてこなかったので、唯一、知っていることと言えば、少林寺拳法達磨大師の壁面9年の修業の地、位しかなかったが、来てみて、これ程沢山の堂宇と石碑、各仏閣の中の仏像、等々、その膨大な量に圧倒された。流石にここは仏教の一大聖地であることは確かだ。

禅宗の総本山で、日本各地にも禅宗のお寺があり、今や大乗を信奉する数少ない2カ国ではあるが、遺跡や遺物の中に、意外と日本の仏教関係の史跡や遺物が見当たらない。先刻、入って直ぐのところに、タイ仏教界からの参詣記念の石碑があったのとは対照的だ。しかも達磨さんと言えば、日本人に最も親しまれている仏様、高僧なのだが・・。

当方の知識不足があるのかも知れない。遣唐使以来、多くの留学僧がこの寺を訪問しているだろう。ただその足跡を残していないだけかも知れない。達磨大師が編み出した禅宗の教えは脈々と日本の土地に根を下ろしている。この境内に植えられている樹齢数百年を越える槇と、それを絡み取るようにして空高く伸びている藤の蔓のように。二者一合。この槇と藤のように。
 
 
 
高山地帯で真冬は寒いだろう。雪の文字を良く見る。
イメージ 6
 
 
この佛も高僧なのだろうか・・。
イメージ 7
 
 
仏教、禅宗の一大歴史がここに凝縮されている。
イメージ 8
 
 
この僧は誰だろう・・。 有名な人に違いない。
イメージ 9
 
 
ああ、巨大な古木とそれを巻く蔓。
イメージ 10
 
 
古木の槇に巻きつく藤の図。
イメージ 11