ちゃおチャオブログ

日々の連続

7.10.(水・晴れ)二人の立派な日本人の死。新宿。

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二人の日本人の鏡になるような立派な男女が相次いで亡くなった。先日ヒマラヤのダウラギリ登頂中の河野多恵子さんと福島原発所長の吉田昌郎サン58歳。
河野さんは50を過ぎてから登山に目覚め、ヒマラヤ8000m級の山々を次々に制覇していた。エベレストも単独登頂したと思う。家庭の主婦であり、看護師であり二児の母親。見事にこなし、自身の趣味にも生きた。普通の人のまねのできない見事な生き方だ。
今回残念ながら帰らぬ人となった。76歳。自分と同じ年齢だ。だがやっていたことは遥かに高見の世界に生きていた。ご冥福を祈る。
 
吉田福島原発所長。自分の命も顧みず、原発の暴発を食い止めた働きは他に例えようもない。死と隣り合わせの中で最高の働きをした。戦中の特攻隊員の崇高な魂を見る思いがした。食道がん亡くなったが、58歳、余りに若い。日本の破滅を救ってくれた男として、永世に称えられるだろう。どうぞゆっくりお休み下さい。
 
夕方新宿。大木事務所。暑い。路上を歩くのも暑い。キリンシテイで生を煽り、帰る。
 
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