ちゃおチャオブログ

日々の連続

中国・歴史の旅(72)洛陽「周王城公園」。

良く整った公園だ。
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人々も落ち着いた表情を見せている。
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前方に人だかりがしている。 何をやっているのだろう・・・
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行って見ると何かの講釈をし、人々が聞き入っている。
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覗いてみると「まむし」の効能売り。日本のガマの油売りと同じだ。
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ああ、こっちでは路上に大きな筆で水文字をかいている。
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水文字だから、書いても直ぐに消えて行ってしまう。
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先刻来散歩している公園。街の中心部にあるから「中央公園」と勝手に名付けていたが、公園の出口付近までくると、先刻自分は裏側から入って来たので、実際はそこが公園入口に当たるのだが、そこには大きな赤石に「周王城広場(公園)」と大書してある。成る程、ここ洛陽は周王朝の都。その後隋の首都とんり、中国歴代王朝の最初の首都と言っても良い。ここに住む人々は未だに周時代にノスタルジーを感じているということか・・。

そうして改めてこの公園を眺めると、洛陽の人々のこの公園に対する愛着と言ったようなものも見え隠れする。王朝は隋から唐に変わり、首都も長安に移ったが、それでもこの町は副都として栄え、楊貴妃に由来する牡丹の花を大事に守り、今では中国牡丹の発祥の地として名声を得ている。歴史と伝統。そうした文化が息づいている街でもあった。

そうした伝統文化の一つだろうか・・。大きな毛筆を水に浸し、コンクリートの歩道の上に漢字を書いている。上手な毛筆字だ。人々は足を止めて、その「芸術」に見入っている。水で書いた文字だからものの2-3分で水が乾燥し、文字が薄れ、消えて無くなる。又、同じ場所に違った文字を大書する。筆達者を自認しているのだろう、得意満面の様子で書き続けていた。確かに文化の匂う公園であった。
 
 
 
 
こちらは立派なちゃんとした墨汁の文字。何かの宣伝かも知れない。
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更に遠方では夕方のダンスパーテイが始まるようだ。
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女性が大半だが、何かの踊りをやるらしい。
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公園入口に建つ石碑。ああ、この公園は「周王城広場」という名前だったんだ。
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何の花か日本では見たことも無い様な花が満開に咲いている。
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中々綺麗な花だ。
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