ちゃおチャオブログ

日々の連続

ラオス北部紀行(79)勐腊(モーロウ)市内のマーケット。

ホテルから300m程歩いた先が街の中心部のようだ。樹木も多くて、環境の良さそうな街だ。
 
 
 
中々綺麗に整備されている。
 
 
 
しかし街の中心部には、公安部がどんと事務所を構えている。中国らしい。
 
 
 
大通りから一段下がったところに、マーケットがある。寄ってみようか・・。
 
 
 
ああ、ウサギとか、金魚なども売られている。
 
 
 
随分と珍しい金魚が1尾づつカップに入れられ売られている。高級金魚だ。
 
 
 
 
 
ホテルの途中のレストランで昼食の麺を食べ、そのままホテルの前を通り過ぎ200m程行った先がこの町の中心地らしく、五差路のようになっていて、交通整理の信号機なども設置されている。この五差路の右手のちょっと窪んだ先に軒を連ねたマーケットがある。どんなものが売られているのか歩いてみることにした。

ホテルの裏の生鮮市場と違って、こちらは雑貨、果物などが主体のようだ。これだけの大きな町だからどこかにデパート位はあるだろうが、こうした個人生活に直結する消費動向は、公共機関の大幅なインフラ整備と比べたら、ようやくこれから緒についた、という感じだった。売られているものは普通のレベルの雑貨で、高級感を思わせるようなものは無かった。それよりも、通路にずらりと並んだ靴の修理業者は、この国の市民は、使い捨て社会ではなく、猶、物をいつまでも大切にし、使い切るまで使う習慣が深く根付いているように思えた。

表の五差路の華美さと比べ、裏の顔は30-40年前の日本のどぶ川と同じような下水道の未整備で、浮遊物が溢れ、悪臭までは放っていないが、昔の日本人同様に公徳心が欠けている。しかし中国人も日本人同様に個人所得が上がり、個々人の生活も豊かになってくれば、段々良い方向に向かって行くかも知れないが・・。

通りの直ぐ近くに小高い丘がある。丘の上まで家並が続き、見晴らしが良さそうだ。昨日もウドムサイで丘の上、「プータート」(ภูเถาด)から町の周辺を眺めたが、北部ラオスの風景を間近に見れて印象的だった。丘に登ろう。丘の上からこの雲南の一番外れの街並みを見てみよう。
 
 
 
 
南方の雲南だから果物も豊富だ。
 
 
 
ああ、ここにはミシンの台がずらりと並んでいるが、端切れ屋、かぎ裂き補修とか、リサイクル洋品店か・・。
 
 
 
 
こちらは靴の修理屋。今の処、中国人は皆さん古くなった靴も大事に補修して使用している。
 
 
 
 
しかし一歩裏に回ると、このどぶ川は!
 
 
 
この通りの奥に小山がある。登ってみようか・・。
 
 
 
丘への登り口に咲く牡丹。
 
 
 
牡丹は北京、上海辺りでは5月頃咲くが、ここではお正月の今頃咲いている。