ちゃおチャオブログ

日々の連続

ニュージーランドの1週間(2)CHCH・モナベイル庭園散策。

クライストチャーチ空港から市内に向かう道路は、緑濃い邸宅が並ぶ、高級住宅街になっている。
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この街での最初の訪問先は「モナ・ベイル」庭園。入口にビクトリア朝の建物が建っているが、屋根の一部が先の大地震で滑落していた。
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これから約30分、庭園内を散策する。
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邸内を流れるエイボン川。緩やかな流れで、落ち着く。
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川にはカモの群なども浮かんでいる。カモは日本のカルガモと同じだ。
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川に沿って、500-700m程の遊歩道が続いている。
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予定の時刻より30分程遅れてニュージーランド南島クライストチャーチ(CHCH)空港に到着した一行は、現地ガイド山村氏の案内で、早速市内観光に向かう。空港から市内に向かう道路の両側には、贅沢な庭を備えた戸建住宅が並び、まるでどこかのリゾート地の高級別荘地を走っている感じだ。建物も庭も綺麗に手入れされていて、高級感が漂う。目を瞠るような大邸宅がない代わりに、皆中級から上の平均的な所得の高さが覗える。平和な国に違いない。

クライストチャーチ(CHCH)での最初の訪問先は市内にある「モナベイル庭園」。空港は市内から20分程の至近の場所にあり、この庭園は市内の中心部にあるから、空港を出てからまだ30分も経っていない。朝の庭園だ。ガイドの説明によれば、NZ人は一概に休日の朝は遅く、今日の土曜日、空港通りを歩いている人影も殆ど見られず、又、この庭園をアンポしている人の数も少ない。

この庭園は、20世期初頭、この街の大富豪夫人が、ビクトリア朝の邸宅と庭園をこの地に建造し、ここCHCHが「ガーデンシティ」と呼ばれることになった発祥の場所である。現在は市に寄贈され、市民に無料で開放されている。緑濃い小川「エイボン川」が緩やかに蛇行し、その両岸を囲う様に庭園が広がっている。朝の散歩には素晴らしい環境なのだが、ガイドの山村さんの言うように、この街の人は朝は苦手らしい。ほんの小人数の散歩者しか見当たらない。

イギリス、ロンドン郊外にある同じ名前の「エイボン川」の流れに沿って遊歩道を歩き、小川に浮かぶカモの群などを眺め、園の出口付近、バラ園を眺め、この庭園を後にした。イギリス庭園がどんなものか、実際に見たことはないが、多分、こんな感じの草花、果樹に覆われた、静かな庭園に違いない。NZに足を踏み入れ、最初に案内されたのが、イギリス風庭園とは、中々上品な趣向だ。実に30分間の「エイボン川の畔」の散策だった。



エイボン川」の流れ。シェイクスピアの生まれた「ストラットフォードアポンエイボン」と同じだ!
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大きな庭園には、色々な草花や果樹が植栽されている。
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椰子に似たキャベツの木だ。
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百日紅サルスベリ)の花が満開だ。
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園の出口付近には大きなバラ園がある。
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今、秋バラが満開になっている。
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バラの芳醇な香りが園内に漂っている。実に豊かな「エイボン川畔」の散策だった。
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