ちゃおチャオブログ

日々の連続

ルソン山紀行(13)バギオ中心部の賑わい。

マグサイサイ通りの起点から撮影。ホテルはこの通りの先の左側にある。左手手前はCityMarketの一部。歩道には凄い歩行者が溢れている。
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この通りのスタート地点はジプニー乗り場になっている。数多くのジプニーが出入りしている。
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更にその先には大きな中央公園がある。
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さて、歩道橋から下りて通りを歩いてみよう。
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中心部には大きな雑居ビルが建っている。
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アパートがあったり、カラオケ店や、雑多な種類の事務所が入っている。
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路地裏にはジプニー乗り場が並んでいる。
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バギオの人口は30万人程であるが、ここは山の中の都市で、周辺の山中には幾つもの集落が重なり合っていて、それ等周辺の経済圏まで含めると50万人位のそこそこの都市にはなると思う。しかし経済的にはこれから発展する途上状態で、消費社会にはまだ入っていない。であるから市の中心部には大きなデパートもないし、コンビニも見当たらない。あるのは数百、数千と集まった小さな小売店が集合しているCity Marketで、人々はここへ来ればすべての日曜雑貨は調達できる。この街のメインの通り、マグサイサイ通りに面していて、そのスタート地点には大きなジプニー乗り場があって、数十台のジプニーが常に出入りしている。近郷近在から人々を載せて来て、買い物袋一杯の人々を又在家まで送り届けるのだろう。

このジプニー乗り場周辺がこの街一番の繁華街で、City Marketの入り口にも当たる。だから幅1m~2m程度の狭い歩道は通行人でごった返している。人口30万の町とは思えない程の人の出で、まるで、どこか中国の大都市の中心部にいるような人の波だ。歩行者の群が何の目的でこの狭い歩道を歩いているのかは分からない。が、何かの目的で市の中心部にやってきて、どこかへ行く目的で歩いているのだろう。

このジプニー乗り場を真ん中にして、City Marketと反対側に大きな公園がある。City Market周辺の賑わいを見たので、今度は公園の方に向かって歩く。大勢の通行人だけを見て、別に何か目を引くようなものもなく、人いきれに多少辟易した。公園でゆっくり休みたい気持ちもあった。

公園の入り口には山岳民族の大きなブロンズ像が建っていて、この周辺にもかなりの人がいる。ジプニーの出発時間を待っている人とも思えないので、昼日中、することもなく、ここへ集って来て、時間潰しをしているのだろう。あちこちで小グループを作ってチェスとかトランプゲームをしている。小銭が見えないので、賭けてはいないようだ。暇潰しの健全な娯楽だろう。が、中には日本の路上の詰将棋と同じようなプロを相手の駆けチェスなども出ている。人々は自信がないのか遠巻きに見ているだけで、敢えて誰も挑戦しようとする人はいない。日本や中国で時々見かける詰将棋と同じだ。これが囲碁だったら話は別だが、自分が挑戦する程のチェスの腕前はなく、当方も遠巻きに眺め、そのまま公園に向かった。



マグサイサイ通りと交差するこの町一番の銀座通り、セッション通り。しかし、コンビニは見当たらない。
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セッション通りの反対側の通り。この先に市役所や、明日のバスターミナルがある。
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横断歩道橋にも凄い人だ。橋の向こう側が公園になる。
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さて、公園に向かって歩いて行こう。
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公園の入り口には山岳民族のブロンズ像が建っていた。
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人々は周辺でトランプやチェスのゲームに興じているが、中には、プロの賭けチェスもいた。
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近くでは焼き魚の屋台店なども数多く出ていた。
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