ちゃおチャオブログ

日々の連続

ルソン山紀行(52)St.ポール大聖堂に参拝し、中央通りに。

メスチーソ川の流れを暫し眺め、ブルゴス広場に戻ることにした。
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そうだ、グりソロゴが暗殺されたという大聖堂を見てみよう。
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セントポール・カテドラル(St.Paul Cathedral)。大きくて立派な大聖堂だ。
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キリスト12使徒、パブロが祀られている。
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聖ポール、St.Paul・・
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メスチーソ。ビガンの町の名が誰が何時頃この様に名付けたのか定かに知らない。この川の名前、メスチーソ(Meztiso)にしても、その謂れは知らない。昨日のゴンタさんのコメントにもあったが、この国のスペイン人との白系混血の美人をメスチーサと呼ぶ。メスチーソはその男性形だ。ラテン語では海が女性で、川は男性。この川はスペイン人との「混血の川」の意なのか・・

暫しメスチーソ川を眺め、先刻のブルゴス広場に戻り、この町のヒーロー、グりソロゴが射殺された大教会に向かう。戦後、と言うか、最近になって再建されたらしい新しい教会だ。だから戦時中、高橋大尉が妻とこの町の後事を託した教会の牧師は、この教会が再建される以前の古い大聖堂にいたに違いない。と、言うか1970年にグりソロゴ自身が射殺された教会も記念館1階の執務室に展示されている新聞記事等を見る限りでは、古そうな建物だった。とすると、今見ているこの大聖堂は、彼の暗殺以降に建築されたものだろう。

St.Paul大聖堂(Cathedral)。立教大学セントポールと同じだ。パブロ、パウロ、ポールを聖人として崇める宗派の一つだ。世界各国に同名の教会があり、本部はロンドンにある英国国教会だ。スペインから米国に継承されたフィリピン統治権にどうして英国が関与しているか理解できないが、キリスト教徒は世界中に広まっているから、そうした信者の集まりが、この地にこの様な立派な大聖堂を建立したのだろう。80%以上がキリスト教徒、その中でも大多数がカトリックのフィリピンならではのことである。

教会で簡単に礼拝し、再び外に出て、今度は中央通りを歩くことにした。この通りこそ、前世期、この町が極東方面の物資の集積地の一つとして栄えた、商業都市の面影を残しているに違いない。その石畳の歩道をゆっくり歩くことにした。



教会を出て、中央通りに向かって歩く。はてさて、どっちの方向だろう・・
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ああ、この方向か・・
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広場に面して、土産店もある。
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うーん、これがブルゴス像か・・。
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さて、中央通りに来たが、余り人が歩いていない。・・シィエスタか??
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