ちゃおチャオブログ

日々の連続

モラエスの故地を訪ねて(110)深圳駅前で。

新幹線の改札を出ると、大きなコンコースになっている。
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このコンコースを真っすぐ進んで行くと香港税関へ出るのだ。ああ、バスターミナル、地下鉄の駅などもある。
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コンコースの途中に手荷物一時預かりがあり、リュックを預けておく。
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コンコースから地表に上がり、一旦駅の外に出る。駅前広場は綺麗に整備されていた。
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深圳駅。近代的なビルだ。
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嘗てはここが中国への玄関口になっていた。
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広州と深?祁のどちらの人口が多いかは知らないが、両方の駅を見る限りでは、深?祁駅の方が遥かに大きく、モダンな感じだ。ここ半世紀の間、新しく町が出来、町も通りも駅ビルもすべて新しく作ったという計画美、人工美が深?祁にはあるのかも知れない。11時、予定よりは少し遅れて深?祁駅に着いた新幹線。初めて深?祁に降り立ち、改札を取り抜け、香港税関に向かう広くて大きなコンコースに出た時、何か新鮮な息吹を感じた。直ぐ隣が香港と言う土地柄のせいか、今まで歩いて来た中国とは違ったあか抜けた明るさがあり、西欧的な息吹を感じられた。ここは日本のどこかの大都市と変わらない。東京駅中央地下道と変わらない。中国であって中国でない近代的、現代的空間がそこにあった。

この地下中央コンコースを真っすぐ歩いて行けば香港税関に出る。今日は夕方までに香港のホテルにチェックインすればよいのだ。それまでの数時間、深?祁の町を歩いてみようではないか。幸いにこのコンコースの中程に手荷物預かり所がある。そこへリュックを預け、一回り街を歩いてみよう。取り敢えず、駅の外に出てみよう。

駅前広場は広州程は広くはないが、人工的な山水や緑地帯が作られていて、清潔感が漂う。皆地下道を歩くのか、地上に出て歩いている人は少ない。駅は通過点。駅前の小公園でゆっくり散歩している人などはいないのだ。広場を囲むように近代的な高層ビルが建っている。全く、日本の地方都市の駅前よりも綺麗に整備されている。前方を見ると、赤い大きな税関ビルが見える。どことなく北京飯店を思わせる建物だが、北京飯店は嘗ての中国のシンボル的な建物だ。そっちの方に歩いて行ってみよう。

税関ビルの手前には大きなショッピングビルがあって、多分香港からやって来た人がここで買い物をして、香港に持ち帰るには便利な場所だ。1階が大きな長距離バスターミナルになっていて、ここから各地の主要都市に行くこともできる。2階に食堂街があり、丁度昼飯時。何か腹ごしらえして、市内散歩にでかけよう。



深圳、の文字が見える。経済特区としての誇りも感じられる。
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前方には香港境界との税関ビルが見える。
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税関ビルの手前にはチョッピングセンター、バスターミナルなどもあり、入ってみる。
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丁度昼時だ。何かお腹に納めておこう。
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広州料理というのか香港料理というのか、中々美味しい小籠包だ。
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大体南方系の料理は日本人に合っている。
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