ちゃおチャオブログ

日々の連続

もラエスの故地を訪ねて(124)九龍駅に隣接するショッピングモール。

人工テラスの上から港を眺め、更にその先の人工埋立地に建設されているマンション群を望遠する。
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昔から香港はエネルギッシュな街だったが、それは今も変わらない。
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駅へ戻るべくテラスから地下空間へ降りると、そこは又超モダンなショッピングモールになっている。
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高級ショップが立ち並んでいるが、午前中のせいか歩いている人の数は少ない。
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皆高級店舗の集まりだから、売れる数は少なくても、十分な利益は上げているのだろう。
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九龍駅の外に出たら、周辺を取り囲む超高層ビル群に圧倒されたが、人工テラスの海の見える側に行くと、そこには50年前と殆ど変わらない港の風景が見られた。50年前と変わっているのは、当時の木造船のダルマ船、サンパンから今は鋼鉄船に代わっていることで、それ等の船にはユニック、クレーンが備え付けられていた。当時のサンパンで働くクーリー(苦力)も近代化の波で、機械に取って代わられているのかも知れない。

又駅に戻る為、人工テラスから地下に下ると、そこは又巨大なショッピングモールになっている。超高級そうなブテックや化粧品、貴金属店などが並んでいて、空港の免税店街と見間違う程だ。ウイークデイの午前中だからなのか、モールを歩いている人は少ない。昨日の深圳の銀座4丁目と同様、ここにも世界のセレブ相手の有名ブランドショップが並んでいるが、中に、日本の記号名が少ないのは、気になることだ。街中では吉野家とかワタミなどの看板を見たが、高級ブランドとなるとまだ欧米勢には太刀打ちできなにのか・・。

どこへ行っても人々で溢れ返っている中国、香港で、この一角だけは買い物客も少なく、全く欧米の高級モールを感じさせるが、1点当たりの単価が高いので、一日数人の客が入って、物が売れれば、売り上げ目標を達成するのだろう。一体香港全体でルイ・ビトン店が何店舗あるのだろう。感覚的には少なくとも東京の倍以上はあるだろう。

スターバックのようなコーヒー店で一休みし、九龍地下鉄駅に戻って、いよいよ海峡の地下を潜って香港島に渡ることにした。関門海峡津軽海峡の下の地下道や地下列車で渡った時のような興奮を覚える。



世界に名だたる高級店舗が集中している。
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ああ、皆一度や二度、どこかで聞いた名前ばかりだ。みんな知っている! 
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このエリア、九龍スクエアで働く人々の所得も高いのだろう。現に、香港の個人所得は既に日本を越えてる。
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買うお金もなく、そのまま地下鉄駅に向かう。
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ああ、ここは最初の日に空港から地下鉄でやってきて、ホテル行きシャトルバスに乗り換えた所だ。東京の羽田でも浜松町のモノレール駅でチェックインできるように、ここでも、空港へ行く前にここで事前のチェックインができるのだ。JALのマークも見える。
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さてここから自分は空港ではなく、香港島に地下で渡ろう。
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