ちゃおチャオブログ

日々の連続

イベリア周遊の旅(15)バルセロナ夜明けの出発、サンチャゴへ。

バルセロナ、Vueling航空チェックインカウンターは大勢の乗客で溢れている。
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Vuelingカウンターでチェックインを終えた乗客はセキュリティに急ぐ。
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セキュリティを通過し、搭乗口へ急ぐ。時間のある人はここで朝食などを食べている。
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さて、これから搭乗開始だ。国内線で、飛行機は小さ目だ。
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夜明け前のバルセロナ空港。
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アラブ首長国連邦の航空会社ETIHAD航空で6月2日に成田を出て、15日に帰国するバルセロナ往復の航空券をパソコンネットで予約したが、その後の日程は全く練っていなかった。約2週間、どこをどのように巡るかは全く未定だったが、モラエスの故郷、リスボンは欠かすことの出来ない目的地だった。リスボンバルセロナから見るとイベリア半島の丁度対角線の位置になる。そこでバルセロナからリスボンまでは南回りで行くか、北回りで行くか選択に迫れたが、北回りの方がやや早目に行けそうだ。モラエスの実家さえ見ておけば、後はどこをどう回っても構わない。帰国便の出る14日までにバルセロナに戻ってくれば、何の問題ないのだ。

そこでネットをチェックすると、Vuelingという初めて聞く名前の航空会社だが、毎日数便バルセロナからイベリア半島を横断して、大西洋岸のサンチャゴまで飛ぶLCCがあることが分かった。朝早い便だが、早い時間帯のせいか値段も安く50ユーロもしない。すぐさま予約し、サンチャゴからは反時計回りにイベリアを周遊することにした。基本旅程が決まると、後はその日程に合わせて、ホテルを予約するだけだ。しかし色々と行って見たい都市や、連泊したい観光地もあって、2週間の日程では足りない位だ。3週間にしておけば良かったと思ったが、スペイン、ポルトガルではホテル代が案外高く、2週間に収めて置いたのが、結果的に経済的には助かった。いずれにしても個人旅行はツアーと比べ、かなりの割高になる。

そういう次第で今朝のVueling,バルセロナを6時半に出る。2時間前に空港に来るとなると4時半。逆算して今朝は3時に起きて、地下鉄駅まで歩いたが、こんな真夜中でも、ぽちぽち通りを歩く人影も見える。流石に駅のホームでは電車を待つ人は誰もいなかったが、空港に着いたら、沢山の乗客がギリシャ行のカウンターに並んでいたのには驚いた。真夜中の感覚は日本とは少し違っているようだ。24時間眠らない都市も又ここにあった。

早過ぎたのか、Vuelingカウンターはまだ点灯もされてなく、薄暗い中で何人かと小1時間ほど待たされて、漸くライトが点いてチェックインが始まる。バゲージの預けはなく、リュック一つだから、チェックインも簡単だ。セキュリティを通る際、ホテルで預かって来た朝食用のサンドイッチとジュースの内、ジュースのボトルは没収されてしまった。このことを知っていたら、セキュリティの前に朝食を食べておくべきだったが、後の祭りだ。何か、その時慌てたのか、昨日買ったばかりの帽子も失くしてしまった。僅か1日の寿命!

セキュリティを抜けて搭乗口まで行って、そこで朝ホテルのフロントで預かったサンドイッチを食べる。昨夜泊ったホテルは朝食付きなのだが、早朝出立用の客の為にパックされたサンドイッチを用意していて、1セット渡された。昨日から感じていたが、この国では軽食と言えばサンドイッチだ。日本で言えばさしずめお結びに当たるが、お結びがサンドに代わったと思えば分かりやすい。

さて搭乗が始まって、機に乗るとVuelingはドイツ大手のLufthanzaの子会社のようだ。日本でもJALの子会社ジェットスターANAの子会社エアージャパンのような位置づけなのだろう。機体は少し古い感じだが、LCCである以上やむを得ない。LHの子会社なら、直ぐに墜落することもないだろう。ほぼ満席に近い後部座席の窓際の席で、離陸を待っていると、折から太陽が昇って来た。バルセロナの日の出だ。この空港は海岸に近い場所にあり、ここからは海は見えないが、今将に地中海から朝日が上がってきているのだ。コントロールタワーを赤く染めて朝日が上がって来る。バルセロナの夜明けだ。日の出と共に機はイベリア半島周遊の第一歩、サンチャゴに向け離陸した。



Vuelingは今まで聞いたことのない会社だったが、どうもルフトハンザの子会社のようだ。
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ああ、バルセロナの日の出だ。これから朝日が昇って来る。
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あ、今太陽の頭が見えてきた。
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バルセロナ空港でご来光とは!
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地中海から昇って来る朝日に送られ、搭乗機は滑走路に向かう。これからイベリア周遊の旅が始まる。
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