ちゃおチャオブログ

日々の連続

イベリア周遊の旅(62)市内のホテルにチェックイン後、早速のリスボン街歩き。

リスボン駅前のタクシー乗り場は並ばずに乗車できた。
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市内の賑やかな通りを抜けて、高台の住宅地の中に今晩のホテルがあった。
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Pensao Elegante,普通の住宅のような入り口だ。
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安いペンションだから、こんな程度の部屋なら上等だ。
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バスタブもしっかりついている。
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人口10万そこそこのポルトでも地下鉄がある位だから、市内だけでも人口50万、周辺郊外の衛星都市を含めたら200万人を越える大都市リスボンに地下鉄網が無い筈はなく、良く調べればホテルまで地下鉄で行くことはできるだろう。だが、駅を出た後のホテルまでの道順は分からず、探して行くのは大変だ。小さな町のポルトですら苦労し、在住のイギリス人紳士に出会わなければ、探すのはより大変だった筈だ。であるから、ここリスボンでは、最初からタクシーで行くことにした。欧米の町では住居表示がしっかりしているので、ホテルの住所さえ見せれば、ドンピシャでホテルまで連れてってもらえる。

リスボン北駅、サンタ・アポローニア駅の外観を写真に取って、タクシー乗り場に向かうが、並ぶこともなく直ぐに乗車でき、ホテル予約票をドライバーに提示すると、スリップをちょっと見て、ドライバーは「ボンデイヤ、シー」(こんにちわ、ハイ、了解)と言って、タクシーを走らせる。大通りから賑やかな通りを通り抜け、少し坂を上った上の方の方でタクシーを止め、「ここだ」と。ポルトガル語で何と言ったかは分からないが、後ろを振り向き、指をさしたので、そう言ったに違いない。確かに「ドンピシャ」で到着できた。小さな街だから20ユーロも掛からなかったが、お釣りはチップで渡してやった。

タクシーの中でも感じたが、街並みは清潔で、街路樹も多く、人通りも賑やかだ。ごちゃごちゃした感じの無い、綺麗な街の印象を受けた。ホテルもそうで、ここは一般住宅かと思える程の入り口で、運転手から「ここだよ」と言われなければ、通り過ぎて行ったに違いない。建物の入り口に小さな看板が出ていて、「Pensao Elegante」と出ていて、漸く分かる位だ。成程、ここはホテルではなく、ペンションなのだ。ポルトガルもスペインもホテル代が高く、相部屋なら相応の金額で宿泊できるのだが、一人部屋だとかなりの金額になる。それでもBooking.Comで安い部屋を見つけ、街中のこのホテルを予約したのだが、1泊40ユーロは安くはない。

建物は斜面に建っていて、道路側から見ると2階建てだが、斜面の傾斜を利用して地下2階になっていて、フロントは道路面の3階にあり、部屋は下に1階降りたB1(2階部分)になっているが、窓もある。斜面がこんな風に活用できるとは一つのアイデアだ。まずまずの部屋にリュックを下ろし、早速街歩きに出かける。ペンションは高台にあるから、高度差30-40m程の石段と斜面を下り降り、街の中心、レスタウラドーレス広場に出た。「復讐者たち」の広場。広場の中央には独立を記念するオベリスクが建っていた。



ペンションは閑静な住宅街の中にある。
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ホテルはこの斜面の中ほどにあり、下の広場からは40m程登った場所にある。
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この右手の石段を登った上にペンションがある。リュックを部屋に置いて、早速街歩き。
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下の広場と高台の台地を結ぶ市電。ケーブルカーのように利用されている。
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ペンションから4-5分坂道を下り降りた場所に街の中心、レスタウラドーレス広場がある。
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広場の中心部には独立記念のオベリスクが建っている。
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