ちゃおチャオブログ

日々の連続

イベリア周遊の旅(91)ホテルにチェックイン後、アルカサルへ。

ホテルとも言えないようなウニオン・カンパーナ。この入り口ドアは夜間は閉じられる。
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2階のパテオ風の受付レセプション。部屋は2階だ。
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部屋は狭いが欧州ではどこもこんなものか・・。
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シャワーであってもBTが付いていれば上出来だ。
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リュックを部屋に置いて、早速アルカサルへ向かう。
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ハッと思った自分のリュック、いつの間にか黄色のキャリーバッグにすり替わっていて、一寸パニック気味に先刻のウエートレスに聞いたところ、このキャリーは今トイレに入っている別の人ので、自分のリュックは店の隅の目立たない場所に移してある、と指先で示してくれる。ああ、良かった。ほっとして、胸をなで下ろした。

リュックを持って、隣りのホテルの呼び鈴を押すと、今度は中から返事があって、ドアが開錠された。レセプションは2階にあって、スペイン美人のクラークが暇そうに大きなデスクに座っている。聞くと、どうもパートタイマーのようで、昼間の間だけ、外からやってきて、レセプションの仕事をしているようだ。昼間だけドアは開くが、夜間はこの鍵を使ってください、と鍵を2つ渡される。1個は部屋のキーでもう一つは入り口ドアのキーだ。夜間はこのキーで、入り口を開けて下さい、と使い方を教えてくれる。

部屋の狭さや質素さに関しては既にポルトガルで経験済みで、この部屋が狭くても別に驚くに当たらない。欧州の低級ホテルはどこもこんなものだろう。相部屋のドーミトリーではなく、GT付きの個室であれば、それ以上の贅沢を言うつもりはない。リュックを部屋に置いて、早速アルカサルへ出かけることにした。

今度はさっきとは違った通りを歩いて向かう。旧市街地はどの道狭い。1キロ四方の中に納まっている感じだ。大回りしても30分はかからないだろう。取り敢えずは、メインストリートを駅の方向に向かってみる。メインストリートと言っても矢張り人口の少ない地方都市だ。それ程賑やかな通りではないが、途中に人目を惹くモニュメント、構造物がある。何の目的で、又何の意味で巨大な円盤様、或いは巻貝を大きくしたとうな建物がここの造られたかは分からない。が、奇抜な建物だ。その1階には喫茶店とかブティ、お洒落なレストランなどが入っている。地階も何か店舗があるようだが、先を急ぐので、そのまま通り過ぎ、アルカサルへ向かった。

先刻と比べ入場者数は大分減っている。それでも直ぐには入場できず、愉快なイタリアの旅行者と一緒に並び、園に入る。イスラム風庭苑。イスラムの王様、シャーが居ました王宮跡だ。どんな庭苑だろう・・。



この奇妙な形をしたオブジェは何だ?? 街中にこんなものがあるが・・。ああ、奇抜な形をしたショッピングモールか・・
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アルカサル入り口では行列は半分以下に減っていた。一緒に並んだ愉快なイタリア人観光客。
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さて、これから王宮庭苑に入城だ。
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ああ、これが世に言うアルカサルなのか・・
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うーん、如何にも欧州的な宮苑だ。
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