ちゃおチャオブログ

日々の連続

江南周遊(26)蠡園を出て、真珠加工販売会社へ。

蠡園(れいえん、リーユエン)案内板の横には、この園の謂れなどが書いてある。
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最後に又太湖石を眺める。
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園を出るころになって、太湖に又霧が出てきた。
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AAAA級景観区。手入れも念入りだ。
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無錫には二つの有名な公園がある。中国流に言わせればAAAA級旅遊景区、即ちトリプルAの更にその上の絶対的風光明媚な観光地、との自己宣伝だ。その一つ、太湖湖畔の蠡園(れいえん)を見終わり、これから次の二つ目の錫恵公園に行くことになるのだが、その途中に立ち寄る場所がある。それは真珠の養殖、加工、販売会社であり、前回ネギさんと同行したトラピックのツアーでも立ち寄った場所だ。

この無錫は太湖での淡水真珠で有名な町で、値段も御木本パールや田崎真珠と比べたら格段に安い。前回はお土産にネックレスとか真珠の粉で作った化粧クリーム等を買って帰ったが、今回は止めておく。化粧クリームの方はそれなりに喜ばれたが、ネックレスの方は値段相当としか見られなかった。阪急にしてもJTBにしても江南地方のツァーとなれば、殆ど必ずこの無錫の養殖真珠センターを組み入れてある。地元ランドオペレーターとの何らかの裏取引でもあるのではないかと、疑ってしまう。

さて、再び霧に覆われてきた太湖をいよいよ後にする。朝ホテルの窓から見た霧霞はPM2.5の排気ガスではなく、矢張り、この大きな湖から湧き上がる水蒸気が霞のように湖上を覆っているのだ。早春の春霞。漢詩にも出てきそうな光景だが、霞が濃すぎてカメラには良く写らない。バスで10分も掛からない同じ市内にある真珠センターへ向かった。そこは工業団地のような同じようなサイズの5階建てくらいのビルが並んで建っている計画都市で、ビルの袖看板には〇〇工業とか、有限会社の機械関係の看板が出ていて、この一角が工業団地とはすぐに分かる。奇麗なビルで、出来てまだ10年もしないような清潔さがあり、勿論そこには煙突もないし、煙も出ていない。袖看板や企業のマークがなければ、そこが工業団地内のビルとは想像もできない。

前回来た時の会社と似た感じだが、微妙に違うようにも思える。3年の時間経過は、その辺の記憶を曖昧にする。2回の展示場及びその奥の小部屋に通されて、お茶が振舞われ、係員からの自社製品が如何に品質が良くて、皆さんに好まれているかの案内が始まる。ここまでは前回と同じだが、説明人が違う。前回はマネージャーと称する小太りの中年男が滔々とまくし立て、立て板に水のごとき勢いで販売攻勢にでてきたが、今回は女性の係員で、案内も大人しい。矢張り前回とは違う会社のようだ。皆さん、買い物ツアーを楽しみにしていたのか、お茶会が終わると、皆三々五々目星をつけていたコーナーに散らばり、それぞれの商談が始まった。



范蠡と西施。良い思い出の地になった。
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次にやってきたのは、無錫市内にある真珠加工、販売の会社。
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先ずはお茶でのご接待。
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さあ皆さん、いらしゃい!この淡水養殖真珠の品の良さを手に取って、見て下さい!値段も安いよ!
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