平成に変わる新元号「令和」が制定された。３１年間続いた平成は今月をもって終了し、来月１日、新天皇即位と同時に令和時代に入る。現皇太子は来月から令和天皇と呼ばれることになる。３１年前に時代の変わり目を生き、今日又時代の節目を目撃する。令和が平成同様に３０年続けば、去年生まれた孫は３１歳になる。自分はもしも生きていれば１００歳を超える。今はもう明治生まれの高齢者はいないが、１００歳を越えた何人かの日本人は、大正、昭和、平成と３代を生き、これから４代の元号を生き続ける。
世界でも元号があるのは今はもう日本だけになってしまった。肝心の中国が辛亥革命で清朝が倒され、その時点で元号が廃止され,世界１７０か国あるなかでも唯一日本だけしか持っていない、特別な記号、紋章、時代の象徴なのだ。新聞マスコミ、要人、庶民、共産党員までも改元を寿ぐ。日本の世界の中でも全く懸けがいのない良き伝承、６４５年、大化の改新依頼連綿と引き継がれた歴史の重み。世界の人々もこの日本の歴史の重みに寿いでいる。
平成は大きな自然災害があったが、戦争はなかった。平和な時代だった。陛下の平和を願う気持ちが平成となって具現した。次の令和。万葉集から採られた言葉と言う。果たしてどんなＤｙｎａｓｔｙになるだろうか・・。新しい時代の幕開け。国民誰しも平和と健康を願う。
