ちゃおチャオブログ

日々の連続

3.30.(月・曇り)志村けん死亡。

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連日のコロナ報道。ニュースの冒頭では感染者数、死者数、各地、各国の状況等が熱を持って報じられる。日本も限界水域に近づいてはいるが、それ以上に脅威的なのは諸外国の状況だ。米国の感染者は既に中国を抜いて13万人、イタリアも間もなく中国を追い抜く。イタリアでは既に医療崩壊が始まっていて、毎日1000人近くの人々が死亡し、既に1万人を越えた。スペインもイタリアを追いかけて、患者数10万人、死者1万人越えも間もなくだろう。米国は尚2500人程の死者だが、ここも遅かれ早かれ1万人を越えるだろう。世界では1日で10万人単位で増加して、既に70万人。後数日で100万人を越えるだろう。人類は今コロナ禍の底なし沼に沈められつつある。

こうした世界の現状の中で、日本は随分と頑張り、今の処しっかりコントロールされている。感染者はクルーズ船を入れても3000人未満、死亡も100人未満の66人だ。各国の現状と比べると、驚異的な数字だ。検査数が拡大すれば、感染者数も増えるだろうが、問題は重症化と死亡者数だ。この点をしっかり押さえられれば、この病気も怖くはない。

そんな中、残念な訃報が今朝あった。昨夜深夜、志村けんさんが急死した。体調の異常を感じてから僅か2週間にも満たない死亡だ。彼の場合、4年前肺炎で生死をさまよったこともあったという。所謂基礎疾患者だ。数日前からエクモ、人工肺を使用していたようだが、もう既に意識は無かった。70歳。重症化するとあっという間に命を失う、恐ろしい病だ。残念だ。治療薬がないのが、残念だ。助けられる命も助けられない。

 

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