ちゃおチャオブログ

日々の連続

江南周遊(71)アンバサダーホテルからの市内の眺め。

1時間ほどの散歩からホテルに戻り、部屋に戻ってスーツケースを運び出す。

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エレベーターはシースルーで、ホテル周辺の街並みが良く見える。・・少し靄が掛かっているようだが・・。

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中高層のマンションが立ち並び、どことなく東京の景観と似ている。

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3泊4日の江南ツアー、最後の1日。いや正確にいうと半日だろう。9時の出発に合わせ、部屋に戻り、パッキングの終わっている旅行カバンケースを取り出し、集合場所のロビーに降りる。シースルーのエレベーターからは上海市内が良く見える。2月の春霞なのかスモッグなのか、窓の外の空気は薄く靄がかかっている。

 

一昨日も最初に泊った無錫の超高層のホテルから窓の外の濃い霧を見たが、この辺り、太湖の直ぐ側だし、湖から立ち上がる水蒸気が霧や靄になるのかも知れないし、急速なモータリゼーションが巻き起こすスモッグかも知れないし、いずれにしても窓の内側にいては匂いも嗅ぐことはできないが、この3日間では二酸化炭素、acidの刺激臭を感ずることはなかった。この靄は実際には自然の現象なのか、スモッグなのかは判別できないが、最近では国としても、省政府としても人民の健康を留意するようになり、上海の空気も以前とくらべたら、随分と浄化されてきているに違いない。

 

次に又いつ上海にやって来れるかは分からない。以前と違って今は年金生活で、収入も限られている。今日が最後の上海になるかも知れない。それでも良いだろう。上海にはもう既に数えきれないほど来ている。エレベーターの外の高層ビル。人民広場周辺や浦東地区の超高層ビル群と違って、目を驚かすような超高層は見えず、日本と似た感じの街並みだ。自分が日本人を代表している訳ではないが、矢張り日本人には超高層よりもこの程度の中高層ビルの方が、馴染まれる。

 

9時ホテルを出発し、今回ツアーの最後の訪問先、魯迅公園に向かう。そこは戦前の日本の租界地だった虹口区にある。そこには上海有数の大学復旦大学もある。復旦は日本の大学とも交流が深く、魯迅も晩年はこの大学とも関係していた。以前単独で上海を旅行した際、魯迅の旧居を訪問したが、その4階建ての細長い建物は、この公園から歩いて数分の場所にあった。自分が来た時には、この公園は虹口公園と呼ばれていたが、何時からか、名前が魯迅公園に変わっている。自分が来たのは5年くらい前だったか・・。

 

これが上海の最後の眺めとなるのか・・。又来ることもあるのか・・。

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ホテルを9時に出発し、虹口区にある魯迅公園にやってきた。

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今回ツアーの最後の訪問先だ。

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