ちゃおチャオブログ

日々の連続

12年ぶりの石垣島(2)富士山真上の飛行(お釜覗き)。

ピーチ機は石垣に向け離陸する。

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成田国際空港

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いよいよ離陸だ。

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  • 成田上空。利根川にしたら小さい感じだ。

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  • 過去何回かの旅行で、富士山を見る機会は何回もあった。事前に座席を予約できる時は、富士山が見えるように右側の窓際の座席を予約する。天気が良くて、富士山が直ぐ間近に見える時はバンザイだが、曇り空で、窓の外の景色が雲の上だとすると、ガッカリだ。過去数十回は富士山を見ているが、そのほぼ99%は伊豆半島上空から駿河湾を横断する際に、右側に秀麗な富士を見ることになる。雪を被った白銀も良いし、夏の地肌の見える黒鉄の富士もよい。富士山は日本で一番高い山で、一番麗しい。昔の人はこの山に神が宿ると信じていた。

  • いつもは右水平線上かやや右下に見える富士山も、今日の飛行は違っていた。何と,富士の真上を飛んでいるのだ。右手の山並みを見ていても中々富士山は現れず、今日はどうした具合か、富士の左側をでも飛行しているのかと、少し残念に思ったが、ひょっと真下を見ると、何と、富士の大きなお釜が真下で口を開いている。富士の真上を飛ぶなんて! 何十回も飛行機に乗っているが、こんな経験は初めてだ。自分が初めてだから、殆どの人にとっても、このような経験はないだろう。

首を捻じって、窓ガラスに顔を擦りつけるようにして真下を眺め、懸命にシャッターを切った。富士のお釜回りも良く見える。富士山には2回登山しているが、最初に登った時にこのお釜回りも行った。グルッと回って凡そ1時間程だったか・・。行き交う人々と挨拶するのも気分爽快だった。選ばれし者同士。今日本で一番高い場所にいると。それから又今から50年も前のBOAC,今は亡き英国航空機の富士山頂墜落事故も頭をよぎった。向う見ずにもパイロットは山頂真上を飛行し、折からの乱気流に巻き込まれ、バラバラに砕け散ったのだ。時間にしたらほんの3-4分、4-5分か。慌ててカメラを取り出し、チャッターを切ったが、その時は既に機は山頂真上から離れ、カメラに残った映像は、やや離脱した場所にあった。

 

ああ、富士山の真上を飛行している!

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  • いやー、このコースは初めてだ!

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    素晴らしい眺めだった。

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    • スマホにも残しておく。

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      良い記念になった。

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