ちゃおチャオブログ

日々の連続

The Third Eye カトマンズへの道(2)白銀の峰。

朝の成田空港。機は順調に滑走を始める。
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定刻通りの離陸だ。これから9時間以上の飛行が始まる。
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今日の天気は良さそうだ。空港が眼下に見える。
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機は上州上空を通るようだ。
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峻険な山並みが続く。どこの山脈だろう・・
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今回の旅行は本来は「世界で一番幸せの国」、ブータンへ行きたかったのだが、先ず最初に成田ーデリー間の飛行機便を予約し、さて次にブータン行きのチケットをチェックした処、デリーからブータンへの航空路がない。こんな近い国なのにどうして運行されていないか不思議だが、両国間に何か外交上の問題点があるのかも知れない。航空路をチェックすると、デリー以外のバンコクとかクアラルンプール、シンガポール辺りから出ている。最初からこのことを知っていれば、慌ててデリー便を予約することはなかったのだが・・。

いずれにしてもブータンへ行けないので、行き先をブータンからネパールに変更した次第だが、ネパールにしても初めて行く国。どうせ行くなら世界一の山、エベレストを見てこようではないか、ということになった。

座席は一番後部の右側の席。帰りはその逆の一番後部の左側の座席を予約しておいたのだが、それは白銀の富士を見ることであって、飛行機に乗る機会があれば、好んで富士の見える席を予約している。しかし今日の飛行ルートは富士の裏側を通ったためか、富士山は見えずしまいで通り過ぎ、直ぐにもアルプスの連なりが見えてくる。白銀の連なり。これはこれで見ごたえはある。

今はもう足腰が萎えて、山登りもままならなくなってしまったが、日本100名山中の75座を踏破し、今眼下に見える峰も、どこの山とも特定できないが、この内の幾つかも登頂しているだろう。その内中央アルプス木曽路が見えてきて、木曽の中乗りさん、木曽の御嶽さん、この二つの木曽路を代表する山が、相並ぶようにして見えてくる。これ等の山に登ったのも、今はもう遠い昔のことだ。山の仲間はいまでも元気に全国の名山を踏破しているが・・。

眼下の山並みが段々低くなり、飛行機が九州上空辺りに差し掛かった頃、機内食が配膳される。JALの機内食は好きだ。こまごまと丁寧に作られている。味覚も日本人に向いている。朝待合ラウンジでサンドイッチを食べただけだから、お腹も空いていた。ビール2本と赤ワイン。空の定番コースの始まりだ。



山頂にはまだかなり雪が残っている。
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この二つのあい対座する山は乗鞍と御嶽か・・。
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ああ、眼下に南アルプの連山が連なっている。
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木曽の御嶽さん、中乗りさんも遠方に遠ざかっていく。
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機が九州方面に達した頃、お昼の機内食が配膳される。
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